【 2023年04月24日 】第544号
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┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門 ┃
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■先週の活動と振り返り相場
・相場
植田日銀総裁の色が出るのはおそらくもうしばらく先になると思いますが、いずれ利上
げは避けられないのではないか、と感じています。
とはいえ植田氏の印象からは独自色をサプライズ的に打ち出すような人物ではなさそう
に感じるので、インパクトのある政策というより、市場の反応を見ながら小出しにする
のではないかと推測しています。
なので利上げの影響で円高や株価下落があったとしてもじわじわではないかと思いま
す。
ただし日本の株式市場の6割~7割は外国人投資家ですから、欧米、特にアメリカの影響
をモロに受けます。
なので日銀の政策だけでは語れない側面が大きいのですが、諸外国との金利差が拡大す
ることを考えると急激な円高や株安は当面は考えにくく(地政学的なものなど一時的に
はあると思いますが)、当面は方向感のない動きなのかなと思います。
そういう環境とか、前回のメルマガでも書いたブルーベリー農園の外注化とか仮想通貨
マイニングの失敗、ゲーム投資も賞味期限があること、また、最近知人のSNSで、香港
などオフショアで販売されている外貨積立保険の運用が予想より悪く、ほとんど増えて
ないという投稿を見たりして、それで最近ふつふつと感じている「資産運用の王道」に
ついて、現在の市場環境から鑑みて現時点での答えが見えてきました。
自分の労働力に依存しない収入源を獲得するために、最もブレや「そんなはずじゃな
かった」となりにくいもののことです。
ひとつはやはり不動産。
今後日銀が利上げすれば住宅ローンの金利も上がって返済額が大きくなり、家を買い控
える人が増えれば地価の下落圧力にはなりますが、マイホームニーズは底堅いために地
価は高止まりを続け、下落してもゆるやかにという感じなのではないでしょうか。
むろんリーマンショックのような大きな金融恐慌が起きなければ、の話ですが。
その金融恐慌もおそらく一時的なもので、どんな恐慌が来たとしても「住まいが不要な
人」はいないので早晩回復するでしょう。
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