岸田総理は、防衛力増強のために、さらに税金をさらに上げるという方針を明確に打ち出しています。そんな中でトレンドワードになったのが「五公五民」です。これは、江戸時代の農民の年貢の割合を示す言葉で、所得の半分を政府・幕府に差し出す、という状況にあることを意味しています。
この言葉を使うなら、岸田氏はこの国民負担率をさらに上げる事を通して、防衛力増強を図るのだと言っているわけです。しかし、この方針は100万%間違いであることが、簡単にわかります。今日はその話を簡潔に説明いたしましょう。
まず、税収を上げるには、国民負担率を上げるか、成長するのかの二つに一つしかありません。で、岸田氏は「責任ある政府は、財源を明らかにすることが必要だ」という前提の下、未来においてどうなるかわからない不確実な「成長」に頼る事なく、確実に税収が上がる(と言われている)「国民負担率を上げる」という形での税収確保が必要だといっているわけです。
しかし、その方針は絶対に間違いです。
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