景気後退の定義とは?
おはようございます
コロナ禍のないゴールデンウィーク前というのは、町に出ると浮かれ切っていると私はいつも感じていました。ところが、今年はその不安は解消しつつあると思うのですけど、ここ数日の曇天と寒さによって浮かれているとは思えない沈みっぷりだな、と思います。まず、人出が少ない、なんだか楽し気な笑い声も聞こえてくるのに・・・、とは思います。さてはて、今年の大型連休はどうなのかな、なんて思います。そうい
う中、私の家は都市部にはあるのですが、目の前は田んぼ(笑)、周囲は田舎者め、とバカにしますが、農家の田植えの準備が始まりました。この人たちはお天気によって、つまり寒暖差がなくなってくると毎年、田植えを始めるので、おそらく、寒暖差もなくなってくるのであろうな、と思います。このお天気さえ回復すれば、町にも活気が戻ってくるのだな、と期待しています。
■不景気の定義とは?
不景気というのは、どういうことなのだろう? と考えていくと、ま、よくわからんわな、と思います。とりあえず言えることは、投資家と一般の人間の不景気の定義は違うのだろうな、ということです。
世間一般では不景気の定義というのは自分の生活が苦しくなるというのが第一義のようになると思います。そういわれると、去年から物価が上昇しているのに、それに比例して賃金が上昇しない、ということは不景気だ、という認識になると思いますが、ただ、その物価上昇という側面も、少し切り詰めればなんとか切り抜けられるようなレベルだよね、本当にみなさんは不景気と感じているのだろうか、と思います。
一方、投資家にとっての不景気というのは、株価が下がることだと思います。その理由は、たとえば、GDPというのは企業業績の集積体であり、あまり個人消費のことは主に統計を出しているデータではありません。企業の売り上げから個人消費などのデータを推測するデータであり、主なデータは企業からとっている経済統計です。ゆえに、株価が下がれば、GDPも下がり、景気も悪くなるということになります。
それでは、現状の株価は下がっているのか、と言われれば、去年の9-11月の安値から立ち上がってきている状態で、これで、主に金融アナリストが失業者などが増えてきているので、不景気の芽が出てきている、という推測は正しいのか、ということが、本日の論点になります。
■失業者の統計
先週の失業保険申請者数は以下の通りです。
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-jobless-claims.png?s=ijcusa&v=202304211238V20230410
4週平均
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-jobless-claims-4-week-average.png?s=unitedstajc4a&v=202304201231V20230410
長期失業者
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