田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.431
凋落しない国家アメリカ~繁栄し続けるアメリカ市場を狙え
アメリカの国内政治や銃犯罪やドラッグ中毒などのニュースを見ていると、アメリカの凋落がセンセーショナルに感じられる。多くのアメリカ人エリートたちも自国の問題点を列挙する。
しかし、この英エコノミスト誌の最新記事が取り上げる数々のファクトを見れば、アメリカは唯一衰退しない、繁栄し続ける超大国であることがわかる。
・アメリカのG7におけるGDP シェア 40%(1990)→58%(2022)
・アメリカの一人当たりGDP 対欧州 ×1.24(1990)→×1.30(2022)
・アメリカの一人当たりGDP 対日本 ×1.17(1990)
→×1.54(2022)
・1990年にアメリカのSP500に100ドル投資していたら今は23倍で、アメリカを除く世界企業に投資していたら5倍ちょい
・アメリカの生産年齢人口は対1990年比で38%増加し、同時期に欧州では9%増加
・アメリカの労働生産性は対1990年比で68%増加
・投資の影響を除いた全要素生産性でも、アメリカは1990年比で20%増加し、対G7で倍以上の伸び
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