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貞子第二メルマガ:次の「バブルの芽」はどこ!?~「S&L危機」時の80年代後半、米投資銀行達は日本でバブルを形成

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/04/28
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《抜粋》 4月24日、かねてから経営危機が噂されていたファース・トリ パブリック銀行の預金口座からおよそ1,000億ドル(日本円 にして13兆円!!!!)もの大量の預金が「大脱走」しているこ とが判明しました。 カリフォルニアのファースト・リパブリック銀行では、「クリック 1つで大量の預金移動が可能な時代」での「静かな取り付け騒ぎ」 が起きているのです。 今回のアメリカ地銀の経営危機は、1980年代半ばに発生した アメリカの「S&L(アメリカの中小弱小の貯蓄銀行)の危機」に とても類似したところがあります。 現代のアメリカ国内の地銀たちは、数十年前のS&L(貯蓄銀行) と同じように、「個人向け住宅ローンや商業用不動産ローンなどの 不動産ローン」に大量に貸し付けていした。 数十年前の1980年代は、アメリカでも個人向け住宅や商業向 け不動産で「不動産バブル」が起きていました。その「不動産バブ ルの崩壊」は1980年代半ばから始まりました。不動産バブル への貸し付けに傾斜していた当時の「S&L(中小弱小の貯蓄銀行)」 の「バランスシート危機」も1980年代半ばから始まります。 「S&Lのバランスシート危機」は、その後ゆっくりと時間をかけ て進行。最終的には全米の貯蓄銀行の三分の一が破綻したと指摘 されています。 そして、「S&L危機」が全米に燃え広がってアメリカ経済が景気 後退入りしたのは、なんとなんと「S&L危機」発生か5年もの月 日が経過した1990年でした。 今回の「アメリカの地銀の信用不安」も、金融システミックな危機 には陥ることなく、ゆっくりとアメリカ経済を浸食、進行してゆ くことでしょう。 そして、ここがとても重要な点ですが、 1985年から1990年の5年間、アメリカ大手投資銀行はア メリカ国内でバブルを造りにくくなりました。そこで、アメリカ 投資銀行たちは日本の不動産と日本株式市場に照準を併せます。 彼らは、日本で大型バブルを巻き起こすことに決めて、そこで巨 利をゲットして数年以内に真っ先に売り逃げました。 2023年のスーパー・ハイテクバブル崩壊後、投資銀行たちは 今度はどこでバブルを造るつもりなのでしょうか??? それを当てられた人が、今度も「億万長者」です!!! 新興国株式市場でしょうか??? フロンティア・マーケットでしょうか??? 分散投資の一環として、ウルトラ過剰流動性の一部が枝分かれし て、ヨーロッパ株式市場や日本株式市場でもバブルが形成するの ではないでしょうか???

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