INSTITUTE OF SUCCESS TECHNOLOGY JAPAN 第748 MAY 07 2023発行
“明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ!”
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
※ 出典を明白にしていただければ、転送・引用は自由にどうぞ
>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
◇ 黒木安馬 未発表原稿を掲載 「地球見聞録 限定話のネタ本」
毎週「日曜」 月刊4回発行 有料 \300/月 配信メルマガ
購読登録は⇒
http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/76/P0007692.html
☆*:..☆。O○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*o○☆○o。*゜*
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ! マハトマ・ガンジー
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━
黒木安馬の著作(*^_^*)v~♪
【雲の上で出会った超一流の仕事の言葉】 あさ出版 ¥1.540
【国際線30年で観た成幸者たちの法則】産経新聞グループ¥1.650を、
⇒ 「黒木安馬署名&相手様の宛名を書入れ」て、1.500円 (@_@;)!
送料無料で郵送いたしますので、
kuroki.yasuma@gmail.com へご連絡ください!
FAX 0475-54-3479
☆*:..☆。O○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*o○☆○o。*゜*
⇒ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽ 3percent-club
⇒ ⇒ 対馬島民とバルチック艦隊
ペリーが戦艦黒船で江戸幕府を脅して開国に漕ぎ着けたのが明治維新15年前の1853年、3年後にはタウンゼント・ハリスが下田玉泉寺に初の米国領事館を構える。
通訳ヒュースケンは『日本日記』にこう残している。
「びっくりするくらい愉快で明るい日本人、この国の人々の飾り気のなさを私は賛美する。
至るところに子供たちの笑い声が聞こえ、どこにも悲惨なものを見出すことができない。
私たちは西洋の病的な悪徳を持ち込もうとしているように思われる。
北斎や写楽などの浮世絵、歌舞伎、東海道中膝栗毛など文化文政時代の享楽的芸術的にはじけた素晴らしい人々の遺伝子はずっと続くだろう。
どんなに貧しくても小さな冗談にも子供のように笑いこけ、世の中の苦労をあまり気にしていない日本人は驚きだ」。
チョンマゲと刀の幕末維新からまだ36年目、この戦争にもし負けたら日本語も使えなくなるロシア植民地になってしまう東洋の小国、と世界から見られていた日本。
その瀬戸際に、“皇国ノ興廃コノ一戦ニ在リ各員一層奮励努力セヨ”と、対馬の沖でバルチック艦隊38隻を撃沈し、
有色人種が地球上の白人支配文明を打ち負かして世界中をアッと言わせる。
バルチックとは、スカンジナビア半島とフィンランド、ヨーロッパ大陸に包みこまれたバルト海の奥にある今のサンクトベテルブルグに基地を持つ世界最強と言われたバルト海艦隊である。
その北海から大西洋に出て南下、アフリカを回り、インド洋を経てマレーシアのマラッカ海峡を抜け、東シナ海を北上してウラジオストックを目指した。
地球一周が40.077kmに比して33.340kmの長大な航海は信じがたい距離である。
1904年(明治37年)10月15日から1905年(明治38年)5月27日まで7ヶ月以上、ロシア軍はほとんど寄港も許されなかった国際情勢の中で航海中にも相当の病死者を出したと言われている。
記録によれば、疲弊しきったロシア艦隊は対馬沖で待ち構えていた日本艦隊に狙い撃ちされ、戦死4,830名、捕虜6,106名という悲惨な結果になった。
ウラジオストクへ逃げ切ったのは3隻のみ、捕虜には総司令官ロジェストヴェンスキーとネボガトフの両提督が含まれていた。
日本の損失は小型の水雷艇3隻のみ、戦死117名と軽微であり、世界の戦史に残る驚異の一方的勝利だった。
捕虜は沈没で海に投げ出されて日本軍の救助活動で救命された。
対馬や日本海沿岸に流れ着いた者も多く、各地の住民に保護された。
日本は文明国であると国際社会にアピールするためにも戦時国際法に極めて忠実であり、戦時法遵守が末端の水兵にまで徹底されていた。
ロシア兵捕虜は、日本国民が戦時財政下の困窮に耐える中、十分な治療と食事を与えられ、健康を回復して帰国した。
自国の軍法会議での処罰を恐れる士官は日本にとどまることも許された。
戦時国際法を遵守した武士道日本に世界各国から賞賛が寄せられた。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)