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国際戦略コラム有料版p0765.ドニプロ川東岸に大攻勢か

国際戦略コラム有料版
******************************  国際戦略コラム NO.p0765       ??? http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???           2023.05.01       ??? ******************************          ドニプロ川東岸に大攻勢か _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ウ軍の大攻勢が開始しドニプロ川東岸に橋頭保を作ったようである 。しかし、現地は雨で泥濘、まだ装甲車での行動に制限がある。今 後、どうなるのかを検討しよう。    津田より 0.米国と世界の状況 ------------------------------ NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、10月10日は29,202 ドルで2022年年初来安値となり、4月21日は33,808ドルで、24日は 66ドル高の33,875ドル、25日は344ドル安の33,530ドル、26日は228 ドル安の33,301ドル、27日は524ドル高の33,826ドル、28日は272ド ル高の34,098ドル。 先週、株価は上昇した。米中堅銀ファースト・リパブリック・バン クの経営不安で2日間120ドルから6ドルと急落し、金融不安から米株 全体も大きく下げたが、救済に向け、米当局が緊急協議の開催を調 整していることで、株が上昇に転じた。2日分の下げを取り戻し上昇 している。米GDP成長率は1.1%であり、景気後退にはなっていない。 米10年債金利は3.5%と低く、長短金利は逆イールドになっている。 ファースト・リパブリック・バンクは、破綻したシリコンバレー・ バンクを救済合併したが、それもあって、経営不振になり、株価が 急落し、資金流出が止まらないことになったのである。2008年リー マンショック時の損失飛ばしが米銀各行にはまだあり、簿外債務が 大量にあることで安易な救済合併は、経営不振になりえる。このた め、安易な救済は、合併した銀行を倒産に追い込む。 このため、とうとう、米銀ファースト・リパブリック・バンクを米 連邦預金保険公社FDICの管理下に置くとの予測で、株が50%以上急落 して、2.9ドルになった。そして、JPモルガンとPNCが共同でファー スト・リパブリック・バンクを買収する方向になったようだ。 このような米地方銀行の破綻は、前トランプ政権下で大手地銀に対 するセーフガードや監督が緩められた結果であり、銀行システムを 強化し米国の雇用と中小企業を守るためには、常識的な規制の強化 が必要になっているとバイデン政権はみている。 この状況で、米国の大・中小銀行で預金流出が継続し、かつ中小銀 行の貸出増加率は急落している。銀行の貸し渋りが起きている。 アップルの預金に金利4%という銀行業務で、大手銀行でも預金流出 という事態になっている。 ということで、バフェットも「金融危機は終わっていない」という

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