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第024号 「インフレ経済が本格化する気配」

Prof.サカキの市況展望 プラス 教授に質問!
[1] 市況展望 (執筆日時:5月1日 深夜1時)  それでは、いつものように市況を展望します。  まず、4月1ヵ月間の日経平均株価の推移を 振り返ります。  4月は、日経平均株価は、月足で2.3%ほどの 上昇という展開になりました。  月初の株価は「28,203円」で、月末の株価は 「28,856円」でした。月初よりも月末が「653円」 高く、今年は1月が上昇、2月が横ばい、3月と 4月が上昇となり、年初の1月3日が最安値で、 4月30日が最高値となる右肩上がりの相場展開 となっています。  年初のザラ場の安値「25,661円」から4月30日 のザラ場の高値「28,879円」までの上昇率は 「12.5%」ですので、肌感覚のインフレ率に近い 上昇となっています。  政府の大本営発表では、物価上昇率は3%~ 4%とされていますが、肌感覚のインフレ率は 10%かそれ以上ではないかと感じています。  3月に発生した「アメリカ発の金融不安」は どうやら収束したようなかんじです。FRBの 迅速かつ果敢な対応が功を奏したというところ でしょう。  先月のこのメルマガでも、 「アメリカの金融当局による迅速で機動的な 対応が功を奏して、株式市場は意外と冷静さ を保っているということがいえるのではないか」 と述べました。この記述のような展開が続いて いるというわけです。 [2] 各種の指標  ここで、4月30日における日経平均に関する 各種の指標を見てみます。 (1) EPSの値 -- 2,108円 (2) PERの値 -- 13.69倍 (3) BPSの値 -- 23,461円 (4) PBRの値 -- 1.23倍 (5) 日足のRSIの値 ----- 66.43↑ (6) 日足のストキャスティクスの値 -- 54.89↑ (7) 週足のRSIの値 ----- 67.23↑ (8) 週足のストキャスティクスの値 -- 95.05↑

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  • Prof.サカキの市況展望 プラス 教授に質問!
  • 前半で、日本の株式市場の先行きに関する市況を展望します。また、株式投資に有益な知識や考え方をときおり交えて、株式投資に関する正統派の知識を普及することを目指します。 そして、後半では、読者の皆様からの質問に、ざっくばらんにお答えするコーナーや、新規書き下ろし原稿を披露します。
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