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敗戦記 山口4区補選を闘って(下)/有田芳生の「酔醒漫録」第18号

有田芳生の「酔醒漫録」
▼ 第18号 2023/5/5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 有田芳生の「酔醒漫録」 *毎週金曜日発行* ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆目次 1・「評言独語」─敗戦記 山口4区補選を闘って(下) 2・「酔醒漫録」─4月28日〜5月4日 3・「コメント力を鍛える」(6) ★発売中の有田芳生著書★ ・『改訂新版 統一教会とは何か』(大月書店 2022/9/21発売) http://www.otsukishoten.co.jp/book/b610995.html ・『北朝鮮 拉致問題 極秘文書から見える真実』(集英社新書 2022/6/17発売) https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-721217-4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1・「評言独語」─敗戦記 山口4区補選を闘って(下) ━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【発端】2023年1月25日。大串博志選対委員長から電話があった。山口4区の補選に出ないかという声があちこちにあるが、どうかという。統一教会を争点に闘ったら面白いという声だ。それは唐突だとお答えし、その日の日記にこう書いた。〈ある政党関係者から、安倍晋三元総理逝去のための山口4区の補欠選挙に出ないかとの打診あり。あまりにも無理がある。私はもう人生後期。何らかの選択をするにしても、 合理性と説得性が基本だ。もはや若くないことゆえの価値観がある。〉ところが2日後にもう一度電話があり「会いたい」という。

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  • 有田芳生の「酔醒漫録」
  • 2000年からブログに日記を書いてきました。思いは「私家版現代史の記録」です。「日記は書いておかないと不安なんだよ。忘れてしまうと消えてしまうから、自分が生きていて、あのころはどうだったというのを忘れるのが不安なんだよ」(渡辺京二『幻のえにし』)。同感です。私が綴るのは、メディアを中心に仕事をする一個人の眼から見た世界と日本です。「酔醒」は、酔ったり醒めたりという意味で、中国の「梁書」に記述されています。「漫録」は随筆の意味です。人生は、酒を飲まずとも「酔ったり醒めたり」の繰り返し。同時代に生きる皆さんにリアルな情報を提供、共有し、しなやかで強靭な精神をお互いに涵養していきたく思います。
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(年末年始を除く)