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気象予報士 荒木真理子の
『風の声を聴く』
◇ ─────────────────── 2023.5.7号◇
ゴールデンウィークが終わろうとしています。
ようやくコロナが落ち着き、かつての賑わいが戻って、各地ともかなりの人出となりました。
みなさんはどのようにお過ごしになられましたか。
スタートと終わりが雨のGWは、長距離移動の方には大変だったかもしれません。
気象予報士試験に合格したばかりのころ、当時、私は宮城県内のテレビ局のアナウンサーだったのですが、某大手気象会社で研修を受ける機会をいただきました。そこで気象予報士の先輩から教わったのは、「絶対に天気予報を外してはいけない時期がある。それは、ゴールデンウィークとお盆と年末年始だ」と。多くの人が移動するときは慎重に予報を検討するように言われてきました。
今年は、4月30日の雨の上がるタイミング、5月6~7日の前線の位置について、モデル間でブレがあった程度で、おおむね予測が立ちやすかったのではないでしょうか。
5月に入った今回は、初夏らしいテーマでみていきましょう。
==== 目次 ~2023.5.7~ =================
◆できごと【4月16日(日)~5月6日(土)】
◆解析のポイント『大気不安定による急な雷雨』
◆旬のキーワード『雪形と農作業』
◆今後の見通し・編集後記
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