No.570 (2023年05月07日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
日本に期待しないので「日本と自分を切り離す努力が必要」と思う人が増えている
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日銀の植田和男総裁は前任の黒田総裁のはじめた「異次元の金融緩和」を当面は続けていくことを宣言している。そして、これまでの金融政策は妥当であるとも付け加えている。
日本は、金融政策的にも「何も変わらない」ということなのだが、逆に言えば「もう何か変えることもできない」ということでもある。
たとえば、日本でも物価がずっと上昇し続けており、これからも上昇していくのだが、こうした物価高を止めたいのであれば、日銀は対策のために金利を上げる必要がある。
アメリカがインフレを抑えるために躍起になって利上げを行っているのだが、物価が上昇している局面では利上げするというのは中央銀行が当然やるべきことでもある。
どのレベルまで利上げする必要があるのかというのは、それぞれの中央銀行の采配となるが、物価が上昇しているのであれば中央銀行は利上げで対応するというのは基本だ。
しかし、日本では物価がどれだけ上がろうが、金融緩和は依然として継続され続けることを植田総裁は発表した。その良し悪しは別にして、多くの金融関係者が思ったのは、「もう日本は中央銀行ですらも身動きできない状況になっているのだろう」という不安であったのは間違いない。
ご存知の通り、日本はもう政治も変えられない状況になっている。選挙は行われているのだが、半分は棄権し、半分は「他に入れるところがない」と言って、相変わらず自民党に入れ続けている。
しかし、自民党に入れたところで30年も日本を成長させることができな政党なわけで、日本はどんどんジリ貧化していくばかりと化した。政治も日銀も身動きできないのが今の日本であるとしたら、それは絶望的でもある。
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