CHINA CASE 2023年05月17日号
強制的売上水増し疑惑、低速EVから純正EV目指した雷丁が破産
中国低速EVから新興OEMに転向を果たしつつあった雷丁(LETIN)だが、2023年5月5日に破産申請を開始したことが分かった。純正なEVも月販数千台の規模に成長していたが、そもそも経営が困難だった。
また、LETINと言えば、そのファウンダー李国欣氏が2023年1月に、同社が本拠を置く山東省イ坊市昌楽県の中国共産党トップから、工業生産額と販売額を水増しして報告せよと脅されたと発表していたことでも知られる。
OEMに転身LETINは2012年設立、中国の田舎で急速に普及した低速EVの製造販売で急成長を果たした。しかし、中国政府は年を追うごとに低速EVを規制、製造販売停止が求められ、LETINも純正なEVに舵を切ることになった。
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