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第267回 銀行破綻のビットコインへの影響、AIチャットボットとブロックチェーンの結合 その2
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▼今回の記事
いつものように、テレグラムやツイッターなどのSNSで個人投資家が注目する情報や専門家の発言などを集中的に紹介する。米国の銀行破綻とビットコインの影響などを紹介する。次にメインテーマとして、AIチャットボットとブロックチェーンの結合のその2として、この分野のプロジェクトを複数紹介する。
▼下落したビットコイン
過去5日間でビットコインは2.40%と小幅に下落した。一方、ナスダックもダウも、それぞれ0.21%と1.30%と下落している。先週はビットコインと株価が連動して下落した状況だ。いま新たな銀行の破綻懸念がアメリカでは大きくなっており、これが新たな金融危機の引き金になるのではないかという不安感の高まりが相場の下落の原因だと見られている。「シリコンバレー銀行」、「シグナチャー銀行」、そして「ファーストリパブリック銀行」の破綻に続く銀行が出てくる可能性は高い。この懸念が払拭されない限り、神経質な相場展開が続きそうだ。
●取引所の流入と流出の割合
いつも紹介している世界の取引所におけるビットコインの流入量(買い)と流出量(売り)との割合を参照する。ビットコインのリアルタイムの動きが分かるはずだ。だいたいいまのトレンドを反映している。
先週
・流入割合 62.20%
・流出割合 28.15%
・予想価格 2万3048ドル~2万8820ドル(約313万円~391万円)
今週
・流入割合 62.20%
・流出割合 29.22%
・予想価格 2万3317ドル~2万8683ドル(約312万円~384万円)
これを見ると、先週に比べ流入量(買い)には変化がないものの、流出量(売り)は先週よりも上昇している。これには銀行破綻の連鎖による金融不安が背景にあることは間違いない。また予想価格だが、毎週ほぼ的中している。今週はここにあるように、384万円前後で取引されるだろう。
●ツィッターのセンチメント
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