メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)第342号アリッチャのポルケッタ

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所) Cucina Italiana クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所) 第342号 「アリッチャのポルケッタ」 はじめに  クチーナ・イタリアーナについて、コメントをいただくと、自分でも気付かされることが多いです。そこでMidoromaさんと巡るアリッチャの子豚の丸焼きPorchetta(ポルケッタ)のお話をしてコメントにお答えすることにしました。 ポルケッタツアーもあるMidoromaさんの観光ツアー →http://www.ivc-net.co.jp/guide/rome/oneesama.html 「紹介している現地の店が不便な場所や高級店ばかりで……」  最近、クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)の内容について、鎌倉で人気リストランテ「りんでんばうむ」の店主で、現在は料理研究家として活躍されている長谷川恒代様に、発刊した各号、今後の予定号を見ていただき、様々な辛口のコメントをいただきました。その中で自分でも、当然と思って気付いていなかったことです。 < イタリアのレストラン事情  なるほど。。。。そうなんです。まずもって、ヨーロッパ全体でもそうだと思いますが、イタリアのおいしい店は郊外にあります。例えばミシェランの三つ星レストランはイタリアには8軒ありますが、観光客が行きやすいのは、ローマのペラゴラとフィレンツェのエノテカピンキオーリだけで、あとは不便な郊外です。ローマのイタリア人が行くのは、シーフードだったら都心から40km位はなれた空港近くのフィウミチーノという漁港になります。弊社ではレストランの予約を承っているのですが、一番困るのが、ローマ市内で手頃でおいしいシーフードを紹介して欲しいというリクエストです。まずもって、日本と異なりシーフードは高級料理で、肉料理より値段が高いのです。しかも新鮮な魚介類は一部の高級店にしか置いていません。さらに高級店のシーフードは、フレンチ風の手の込んだもので、素材の味をダイレクトに活かすイタリア料理と少々違ったものになっています。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
  • 日本に伝えられて普及しているイタリア料理や食材はまだ氷山の一角に過ぎません。 クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)のメルマガは、そんな奥深いイタリア料理や日本ではあまり知られていないイタリア食材、日本で手に入るイタリア食材などについてご紹介し、読者の方々と一緒に味わっていただこうと思っています。 フードコーディネータ・中島洋子さんやフィレンツェの料理研究家アントネッラ・ラノッキアさんを初めとして現地イタリアのプロや“食”に詳しい方々のご協力で実現した本格的なイタリアの“食”に関するメールマガジンです。 月に4回配信、レシピPDFやイタリア土産のプレゼントも計画中です。
  • 330円 / 月(税込)
  • 毎月 第1月曜日・第2月曜日・第3月曜日・第4月曜日(年末年始を除く)