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米国銀行危機でも強気相場がしばらく続く可能性

花輪陽子のシンガポール富裕層の教え 海外投資&起業実践編
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 花輪陽子のシンガポール富裕層が教えるお金持ちになる方法 /第93号/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ■米国銀行危機でも強気相場がしばらく続く可能性 こんにちは。シンガポール在住ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。 シンガポールでは中国人投資家による不動産バブルを冷やすために外国人向けの印紙税が2倍の60%となりました。 シンガポール、外国人の不動産印紙税を60%に倍増 https://www.ft.com/content/00a4c68b-ed4f-4154-b56b-e70705d17042 シンガポールでは永住権を取得した外国人が支払う印紙税は 5%ですが、2 軒目の居住用不動産を購入する場合は 25%から 30%に引き上げられました。 また、居住用不動産を購入する事業体または信託は、35%から 65%の税率を支払うことになります。 27日に発表とともに施工となったこの改正によって、シンガポールの不動産デベロッパーの株価は大きく下げました。 シンガポール都市再開発庁の賃貸指数のデータによると、2022 年にはすべての民間住宅の価格が前年比で 29.7%上昇し、2007 年以来の最高値を記録しました。 シンガポールの家賃高騰は世界的に見ても特殊で、日系企業だけでなく、米国企業の駐在員などすべての家計に大きなダメージを与え、多くの人が生活のダウンサイジングや住むエリアの変更に迫られています。 シンガポールの家賃は相変わらず高い。長年の外国人は大幅な変更を検討する必要があります https://www.cnbc.com/2023/04/13/singapore-rent-prices-are-soaring-what-this-means-for-expats.html#:~:text=Long%2Dtime%20expats%20are%20having%20to%20consider%20drastic%20changes,-Published%20Wed%2C%20Apr&text=According%20to%20data%20from%20Singapore's,2022%20%E2%80%94%20the%20highest%20since%202007. これほどまで生活コストが高くなると、世界から外国人労働者を引きつけることが困難になります。そのために政府は不動産バブルを抑制する政策を直ちにとったのでしょう。 反面、日本ではバブル抑制政策は取られていないために、都心3区の高級不動産の価格が大きく上昇しているようです。 シンガポールで日本の都心マンションを仲介している方とお話をしましたが、一部のエリアの物件では数ヶ月保有しただけで数千万円の含み益などとバブルになっているようです。 日本では外国人の不動産購入に対する規制は全くない上に、彼らは住民税を免除されています。 これに対してシンガポールでは自国民や永住者が住む用以外に不動産を購入するには非常に高い印紙税を払う必要があります。 そのために、不動産投資はシンガポールでは難しくなり、浮いたマネーは日本の不動産も含めた海外に行く可能性もあるのではないでしょうか。

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