□■【石原加受子】幻の1000万円（矛盾しないポジティブ意識）　■□

□■□　石原加受子の実生活に使える「意識のお話」　□■□ 「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。 「自分を愛する」には、自分を核とします。 可能な限り自分の心に寄り添い、自分の心を裏切らない。 そして、自分の心を満たす。 そうなれば、自分の「願い」は、ストレートに叶います。 …………☆★☆★☆…………☆★☆…………☆★☆★☆………… □■【石原加受子】幻の1000万円（矛盾しないポジティブ意識）　■□ 実感すると、それが形になると、自分中心心理学では捉えてい ます。 あるとき、家族で商売をしている人が、久しぶりに訪れました。 その人は、ずっと何をやってもうまくいきませんでした。 ここ１年、少しずつ業績がアップしてきたので、ホッとしている ところだと言います。 自分の意識と金運も、決して無関係ではありません。 昔の彼は、争ってばかりいました。 どんな職業についても、上司や同僚と争って、あげく、辞めざる を得なくなるというのを長年繰り返していました。 当然のことながら、金銭的にも安定した収入を得ることができ ず、これまでずっとギリギリの生活をしていました。 そんな彼でも、徐々に自分を大事にしはじめると、争いも減り、 収入も少し安定しはじめていると言いました。 あるとき彼の息子が、 「今年は、１千万の収益がありましたよ」 と、どや顔で言いました。その表情が「この会社は、俺でもって いるのだ」言っています。 それを聞いた瞬間、社長である彼は不快になったそうです。 「ポジティブな場面に焦点を当てて実感していくと、それが貯金 になります」 このポジティブの実感は、自分中心心理学の定番です。 「日頃から、ポジティブ思考を心掛けているので、息子もポジテ ィブ思考だと言えるかと思います。でも、なぜか、ムッときたん です」 彼は、どうしてそういう気持ちになったのか、その理由が今ひ とつ、つかめないでいました。