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/ 2023年5月12日発行 /Vol.563(2/2)
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「人生に座右の銘はいらない」
読者からの相談や質問に松尾スズキが独自の視点でお答えします!
Q.女子高校生向けの二重整形手術の広告が物議を醸しました。広告なので、どうしても外見のコンプレックスを刺激しがちですし、10代向けの商品としては、それなりのお値段なので、とくに興味のない私でも「ん?」とは思いました。芸能人と外見は切り離せない話かと思いますが、ルッキズムについて、なにかお考えはお持ちですか?(44歳、女性、主婦)
A.すいません、世事にうとくて、そのニュースを知らないのです。
が、高校生だって整形は自由だろ、と思いつつも、こういうたぐいの「多様性」は、美容整形外科の思う壺のような気がして、心から納得はできないです。
とはいえ、わたしも就職活動のとき、面接官に目つきを言及され、「根暗でしょう?」と指差された経験があり、そのときは、この頑強な一重まぶたのせいだと、おのれの容姿に落ち込み、何度かアイプチなるものも試してみたのですが、アイが頑強すぎて、プチをものの30秒で跳ね返してしまうのです。
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