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[高野孟のTHE JOURNAL:Vol.600]日本と世界の反戦・平和勢力はロバート・ケネディJrを 米大統領に

高野孟のTHE JOURNAL
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高野孟のTHE JOURNAL Vol.600 2023.5.8                  ※毎週月曜日発行 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 《目次》 【1】《INSIDER No.1206》 日本と世界の反戦・平和勢力はロバート・ケネディJrを 米大統領にして「全米軍基地撤収」の公約を実現させよ う 【2】《CONFAB No.566》 閑中忙話(5月7日~13日) 【3】《FLASH No.514》 憲法論議がいまひとつ盛り上がりに欠ける3つの理由/ 日刊ゲンダイ5月11日付「永田町の裏を読む」から転載 ■■INSIDER No.1206 23/05/15 ■■■■■■■■■■ 日本と世界の反戦・平和勢力はロバート・ケネディJrを 米大統領にして「全米軍基地撤収」の公約を実現させよ う ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■  ロバート・ケネディJrは4月19日にボストンで開かれ た集会で、民主党の大統領候補を決める予備選への出馬 を宣言し、その中で「大統領になったら、800もある海 外米軍基地を閉鎖して部隊を帰国させ、帝国解体の作業 を始める」と公約した。  ケネディJrは、1968年6月に民主党の大統領候補予備 選の最中にアラブ人テロリストによって射殺されたロバ ート・ケネディ元司法長官の息子であり、従って1963年 11月にテキサス州ダラスで狙撃され死亡したジョン・ F・ケネディ元大統領の甥である。名門と言えばこれ以 上の名門はないとはいえ、血塗れの悲劇の歴史を持つこ の一族から、三度目の正直とばかり決起した彼は、環境 問題や「反ワクチン」で積極的に行動する弁護士で、名 門ブランドとは裏腹の左派的な言動が米有権者にどう受 け止められるのかは全くの未知数。今は米メディアでも ほとんど泡沫扱いだが、前回の民主党予備選の初戦とな ったアイオワ州党員集会ではバイデン現大統領は第4 位、次のニューハンプシャー州では第5位で、その両方 で首位争いを演じた社会主義者のバーニー・サンダース に大きく遅れをとっていたことを思えば、これから1年 以上も続く予備選の過程で何がどうなるかは分かったも のではない。  そこで本誌としては、早々とケネディJr支持を表明 し、米国の有権者のみならず日本と世界の反戦・平和愛 好勢力が彼を押し上げて、海外の全米軍基地からの撤退 による帝国解体、その一環としてのウクライナ戦争即時 停戦という大胆な政策を実行させるべく力を結集するこ とを呼びかけたい。

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