我慢する価値を見極める

【 2023年05月15日 】第547号 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃午堂登紀雄の「フリーキャピタリスト入門　　　　　　　　　　　　　 　　　 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ※このメルマガのバックナンバーは全てこちらでご覧いただけます。 http://www.mag2.com/archives/0001370991/ これまでの号を読んでみたいという方はこちらで購入できます。 ■先週の活動と振り返り 日本の株価も強くなっています。 好業績決算の会社が増えたこと、円安も株価の押上げ要因です。 いま現在は米国の債務上限問題や金融不安問題がくすぶっていますが、個人的には心配 するほどのことではないと思っています。 それより気になるのがトルコの大統領選挙。 拮抗しているらしく、まだ選挙結果は出ていません。 いずれにせよ、トルコリラの動向にとって吉と出るか凶と出るか。 さて先週は新刊の校正に追われてほとんど何もできずに終わってしまいましたが、次の 新刊に向けての準備も始めました。 著者生命ももうしばらく延命できそうです・苦笑 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　 ▼ 我慢する価値があること、ないこと ▼ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・「忍耐が美徳」という時代の終わり 第二次世界大戦が終わるまでは、みな我慢していました。 たとえば食べるものがない、冷房も暖房もない、冷蔵庫も車もないというふうに。 戦争が始まったら男は徴兵されて、望んでもいない戦場に駆り出され、女性と子どもと 年寄りは疎開するか防空壕に逃げるしかなかった。 「欲しがりません勝つまでは」という標語が全国に広まった。 しかし戦争が終わり、そのような我慢をする必要はなくなりました。 昭和から平成、そして令和となり、世の中はどんどん便利になっていて、テクノロジー の進化は人間を我慢から解放してくれています。 多くの手続きがオンラインで完結し、もはや銀行に行く必要もなく、パスポートの更新 もスマホでできるようになっている。 高速道路ではほぼ自動運転できるようになり、電動アシスト自転車で坂道もラクラクこ