メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:バフェット効果に沸く日本株式市場の行方~ドル国債はデフォルトしないが、まさかの「 ドル国債危機」には要注意!~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/05/16
    • シェアする
引き続き日本株式市場は『バフェット効果』に沸いています。東証 の1日の出来高は連日3兆円超え。4月の外人による買越額は、 なんとなんと5兆円近くに上りました!♪ S&P500の予想PERが19倍から20倍なのに対して、日経平 均の予想PERは未だに14倍台と、とても割安。この相対的な割 安感が、外人による「日本株の大量の見直し買い」の起爆剤になっ ていて、ここまで日本株式市場を押し上げて来ました。 そんな中で、意外と見落とされているのが、来期の企業業績が下 方修正されていることのです。日経平均の来期の予想EPSは、実 は2,150円から2,050円に下方修正されているのです。 「外人による見直し買い」によって、仮に日経平均のPERが過去 平均の15倍までに上昇するとしても、その時の日経平均の高値 は3万0,750円といったところ。 日経平均は3万円にタッチするかも知れませんが、3万円あたり で日本株式市場は利益確定売りに押され始めるのではないでしょ うか? 上限債務引き上げ問題でアメリカ議会が見苦しいほど迷走を続け れば、アメリカ市場でトリプル安が巻き起こる可能性があります。 ただし、万が一にもアメリカドル国債がデフォルトする(=ドル 国債の利払いが遅れること)ことはありません。 アメリカ政府には窮すれば政府紙幣を発行するなどという「奥の 手」があります。ドル国債のデフォルトは起きません。 このまま6月1日を過ぎて、6月三週目(?)になっても議会が見 苦しい迷走を続ければ、バイデン政権が政府紙幣を発行する前に、 政府機関が閉鎖されたり、軍人の恩給を始めとする社会保障費の 支払いを遅延したりする可能性があります。 こういった「閉鎖」「支払いの遅延」が起きれば、市場には徐徐に 影響が出て始めてくるでしょう。 今年の夏、「上限債務引き上げ」を巡るアメリカ議会の迷走で、 「ドル国債危機」が巻き起きる可能性はゼロではないのです。ア メリカ市場で「トリプル安(株安、債券安、ドル安)」が巻き起こ る可能性があります。 S&P500ならば20%くらい下落するかも知れません。 日経平均も2万5,000円台、2万4,000円台へ下落しても 不思議では無いです。 ドル国債危機が巻き起きたならば、もちろん株式は「絶好の買い 場」です。     ・・・・・・・・・・・

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)