値決めの構造
おはようございます
寒い、寒いと騒ぐと連日のように真夏日。ジジィには堪える寒暖差です。おめぇーは若いのではなかったのか? とツッコミを受けると、真顔で都合のよいように俺様の年齢は変わる、カメレオンのようなもんだ、と言っています(笑) マーケットの解釈はぜってぇー、都合のよい解釈を行わないようにしているのですが、自己陶酔に浸るとすぐに曲がる、という結果が出てきますので本当に油断ならない奴、と思います・・・
■値決めの構造
ファンダメンタルズにおいて値段というのは根本的には1.ドル2.金利3.GDP+需給ですよ、といつも言っている通りです。その一方で内部要因による値段の決定方式というものがあります。
いつも言っている通り、昨今の個人情報の保護の観点から店ごとの売買や新規売買、転売、買い戻しなどの詳細情報や自己売買の実績などは公表が控えられており、このような分析手法によるマーケットの解析方法というのは廃れてきています。個人的な観点からいえば、こういう内部要因からの分析というのは推測に推測を重ねるものですので、的中率はそれほど高くはない、とは思いますが、これを重視していた人たちも過去にはいらっしゃる、ということです。
このようなものはあまり参考にならないのですが、値決めの方法論の基本的なことを最近は知らない方が増えたので、ここから考えられる基本的なことを記しておきたいと思います
たとえば、板というものがマーケットには存在をしています。一部の人はまだこれを見ることができるみたいなのですが、一般投資家でこの存在を知っている人は稀だと思います。
板には中央に基準値が記され、その基準値を基準に、指値を出し注文を成立させるというものがあります。↑方向には売り指値、↓方向には買い指値、とその数量が示されています この基準値というのは、需要動向によって、要は売り、買い注文数によって変動をし、売り注文と買い注文の指値が一致したときに値段が成立(約定)をします この約定がみなさんが保有する玉や枚数、現株などになる訳です
この需給というのは、注文の出具合によって決定するわけです。 買い注文が多いときには基準値は上昇していき、反対の場合は下がるということになっているのです
そして、大事なことは、マーケットの内部要因では、経済ではその主体を政府、家計、企業のよう分別をしますが、マーケットの内部要因では、投機、実需、一般というようにその主体をわけています。
通常、投機筋の注文というのは買いであれば、一般の注文は売りになっており、反対でも同じになります。以前は、証券会社などのディーリングなどは自己玉と言っており、これは顧客の注文と逆の注文を出していることがほとんどです。たとえば、投機と一般の注文が同じ方向を向いていれば、たとえば、双方とも買い注文しか出していなければ、値段、基準値は青天井であり、どこまでも上がっていくという形をとります
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