景気足踏み下で株価はバブル後最高値の怪
内閣府の景気動向指数が「足踏み」の景気判定をし、かつ景気後退期の疑念さえ持たれる中で、株価は逆行高となっています。先週、日経平均株価は3万円を突破、金曜日にはバブル後の最高値を更新しました。企業業績も概ね堅調ですが、インフレでも世界で唯一金融緩和を続ける中央銀行の姿勢と、米国の大手ファンドが日本株買いに積極的との報道も追い風になっています。
「景気後退疑念の中での株高」
先週発表された今年1-3月期のGDP(国内総生産)は.前期比0.4%、年率1.6%増と、3四半期ぶりのプラス成長となりました。昨年後半は2四半期連続のマイナス成長でしたが、今年になって個人消費の回復でプラス成長に戻った形になりました。しかし、内閣府の「景気動向指数」によれば、足元の景気は依然として「足踏み」にあります。
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