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ビジネス知識源プレミアム(水曜刊:660円/月:税込):Vol.1339
<Vol.1339号:増刊:国際銀行マフィアの陰謀の歴史(中編)>
2023年5月21日:銀行システムが含む、信用通貨の偽装信用
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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有料版正刊の前号では、第一次世界大戦のあとの「ベルサイユ条約(1919年)」までと、「戦争と国際銀行マフィアの関係」を書きました。国際銀行マフィアは、エリート集団が集まった国際金融マフィアとも言います。
金融(大きなマネーの貸借)という概念は、銀行とともに始まっています。金融は、現にあるマネーでなく、「信用」を使い調達または貸し付けする未来への行為です。金融、つまり返済の未来信用がある人にお金を貸し付けると、借りた人に購買力が移動するのは、最初は相当に変なことだったのです。
貸した人は債権という、貸したお金と金利を回収する権利をもちます。知力は貸せませんがお金は貸すことや借りることができる。それを業務として仲介したのが、銀行の始まりでした。
戦争は、富の獲得または防衛という、未来への目的をもつ行為です。この目的の共通性から、戦争と、規模が大きくなって国際的にもなった金融には親和性が生じます。親和とは一体になることもある親しい関係です。
党派は、人が感じる現世的な親和の心、または、科学的には検証ができない死後を、観念的に、言葉で想定する宗教によって作られます。親和力は「個人-家族-親族とムラ-郷土-国家」と拡大していく。動物とは違い、人はなぜ家族から発展した部族の先にある国家を作るのか。ここはまだ、納得できる説明がない。浅田彰の『構造と力』は解明を試みたものです。国家が明らかではないので民主国家間の戦争も明らかではない。企業益、あるいは国益という経済的な説明があるだけです。
軍部が戦争を起こすとされています。しかし、20世紀からの国家総力戦(世界大戦)は、中央銀行と銀行システムが戦費の国債を大量に買ってGDPの100%規模のマネーを供給しないかぎり、行えなかった。
GDPを超える戦費が必要だった二度の世界大戦は、通貨の発券銀行である中央銀行が作られたあとに起こっています。これは、歴史的な事実です。しかし、両者の親和の関係が言われることはなかった。
しかし。国際銀行マフィアが戦争を引き起こすわけではない。
中央銀行+銀行システムは、戦争をパックアップしてきました。
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<Vol.1339号:増刊:国際銀行マフィアの陰謀の歴史(中編)>
2023年5月21日:有料版・無料版共通
【中編の目次】
■8.戦争と中央銀行
■9.金本位ではない、金準備制の兌換通貨についての論評
■10.1913年に創立された米国FRB
■11.米国経済学の巨頭、フリードマンが流した金本位の虚説
■12.現在の日米欧は、事実上のMMTを実行している
■13.国債という金融資産の本質
■14.財政破産も狙う国際銀行マフィア
■15.戦後英国と、これからの日本の類似
■16.米国の、第一次世界大戦後インフレと資産バブル
■17.「羊毛刈り」の到来(1929年)
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