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【渡辺勝幸4630号】よく努力するものだけがついて来る

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4630号 令和5年5月19日(金)発行   発行部数 11,460 部 【よく努力するものだけがついて来る】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【よく努力するものだけがついて来る】 孟子はこのことばにおいて、 自身を大工の棟梁や弓の名人げいの立場におき、 直接、丑を見下ろして拙工・拙射にすぎぬときめつけています。 大工の棟梁やげいを譬喩に用いたことばは、 告子上篇の末章にもありますが、 彼我の語気の寛猛の違いを比較して、 孟子が丑を怒るにあたり、いかに声も顔色もはげしいものであったかを、 想像するがよいでしょう。 そのなかでも、結末の「能者これに従ふ」、 君子は中庸の道に立って人を教えるので、 よく努力するものだけがついて来る、という一句が、とりわけ烈しい。 思うに、能者の能の字は、 前の二つの拙の字、拙工・拙射に対応して下したものでしょう。 すなわち孟子の心中には、 「わが道はただ能者のみがついて来ることができる。  お前のような拙者、努力しないつまらぬ人間のついて来得ることではない」 と考えていたのです。 想像するに、この日、丑は孟子のこのことばを聞いて、 恐れ入り小さくなるのみで、結局、 孟子の気持を理解することができなかったでしょう。 そしてこれ以後、丑は二度と孟子の門をくぐらなかったかもしれません。 下篇第三十七章に、孔子の 「我が門を過ぎて我が室に入らざるも、  我憾みざるものは、其れ惟郷原か」、

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  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
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