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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4632号 令和5年5月21日(日)発行
発行部数 11,460 部
【「2023-2024年度経済見通しについて
~インフレ、利上げ、金融不安と課題が山積み。」】
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【「2023-2024年度経済見通しについて
~インフレ、利上げ、金融不安と課題が山積み。」】
「2023-2024年度経済見通しについて~インフレ、利上げ、金融不安と課題が山積み。」
(明治安田総合研究所 2023年5月22日)
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https://www.myri.co.jp/research/economy_pdf/myri_economy-prospects_202305.pdf
今年、来年の経済見通しが明治安田総研から出ています。
ここのところ、米国の金融が不安定な状況にありますが、
わが国の物価上昇、賃金上昇も含め、
様々な経済要因を見極めていきたいですね。
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【要点ここから】
1 2023年後半の欧米経済は、利上げの影響が時差を伴って波及するのに伴い、
一段の減速を余儀なくされる。
ただ、金融不安の落ち着きと、雇用市場の強さもあって、
深刻な景気後退は免れる。
年末以降は欧米とも金融緩和に舵を切るとみられ、
2024年の景気は再び上向くと予想する。
中国景気は当面ペントアップディマンド(繰越需要)が支えるが、
不動産市場の低迷は長引く見込み。
政府が大規模な景気刺激策に消極的なこともあり、
回復ペースは緩慢なものにとどまる。
2 日本経済は、年度前半は物価高が引き続き個人消費の重石となる。
世界経済の減速を背景に輸出も低迷が予想される。
一方で、人流回復と賃上げ、インバウンドの回復等が支えになるほか、
年度後半は物価上昇率がピークアウトに向かうことで、
実質所得の安定的なプラス転換が個人消費を押し上げると予想。
ただ、来年の賃上げ率は今年を下回る可能性が高く、
景気は本格回復には届かない。
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