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日本では貨幣数量説(MV=PT)が当てはまらなかったのか>
2023年5月27日:世界の通貨はデジタル通貨になる(シリーズ)
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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3回のシリーズで、1913年の米国FRB設立から約100年の、国際銀行マ
フィアの、中央銀行の奥の院での策謀を書きました。
陰謀論ではない。歴史的な事実を示したものです。
隠蔽されてきため、事実を書くと陰謀論に見えます。
FRB(12の連銀)が、政府の出資ではなく民間銀行の私的資本で作ら
れたことを、不思議だと思わない人はいない。
しかし、連銀の理事と議長の人事は大統領が決め、議会が承認すると
いうことだけで、FRBは公的なドルを発行するとされてきたのです。
(注)日銀には財務省が55%の5500万円を出資しています。
◎FRBが、設立以来110年間発行してきた米ドルの実態は、国際金融マ
フィアが発行する、私的なマネーという性格を帯びています。ただし
110年は長いので、それが金融の自然になり、私的マネーという意識
はなかったでしょう。。
〔補足事項〕FRB以前のドルは、国立銀行のときは政府通貨であり、
民間銀行のときは貸し付けて発行する私的マネーでした。
民間銀行の資本は私的なものですから、発行するマネーは私的マ
ネーといえるのです。ビットコインも、私的な形態でのマネー発行発
行されたデジタル通貨です。通貨は、それを使う個人が信用し、同時
に社会が信用するかどうかで決まります。商品の代わりにその通貨を
受けとる人がいれば、通貨になります。
企業が発行する手形も通貨です。手形は受け取る人が拒否することが
できます。しかし円やドルは、国内では受け取りを拒否できないと法
が決めています。商品の価格は売る人が決めますが。ただし売れない
高い価格をつけても経済活動の意味はない。
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