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日本の首相は巨額の血税を外遊してバラ撒くだけ!納得できる『まともな外交』はナシ! バラ撒き原資は特別会計という闇の資金!

神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図――政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる!
小泉純一郎内閣(2001年4月〜06年9月)の時の財務大臣・塩川正十郎氏が特別会計を揶揄した有名なセリフに、 「母屋でおかゆをすすっている時に、離れですき焼きを食っておる」 は名言となりました。 母屋が「一般会計」で、離れが「特別会計」を指すことは言うまでもありません。 +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ 神樹兵輔の衰退ニッポンの暗黒地図――政治・経済・社会・マネー・投資の闇をえぐる 第48回(2023年5月29日号) +-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+ みなさま、こんにちは! 「衰退ニッポンの暗黒地図」をお届けするマネーアナリストの神樹兵輔(かみき・へいすけ)です。 今回は、「日本に外交ナシ! 大借金国なのに首相外遊では巨額の血税バラ撒き! 国民経済は切り捨てたうえに増税! こんな狂気のスタンスでも自民党支持率は安泰!」という問題意識で、その闇をえぐっていきます。 -------------------------------------------- 日本の首相外遊は巨額の血税をバラ撒くだけ! 納得できるまともな「外交」はナシ! バラ撒き原資は「特別会計」という闇! -------------------------------------------- 「外交のアベ」を標榜し、「地球儀を俯瞰する外交」などと大仰に唱えていたのが、今は亡き安倍晋三元首相でした。 第1次(2006年9月~07年9月)、第2次(2012年12月~20年9月)の計8年7カ月に及ぶ最長首相在任記録をつくった安倍晋三元首相は、とりわけ「外交」には熱心で、せっせと外遊に励んでいたものです。 そして、首相在任期間中には、総額60兆円超ものバラ撒きで98ヵ国(延べ約200ヵ国)もの外遊を行ったのでした。 単純に年間平均すると、毎年7兆円もの巨額の資金を世界にバラ撒いていたのです。7兆円といえば、毎年の消費税率換算で3・5%分にも相当する金額です。 この金額は、2018年時点での参議院本会議において、社民党の福島瑞穂議員が、安倍首相の海外援助額を単純加算した外務省からの回答が54兆3621億円だった――と公表したことで明らかになっています。 -------------------------------------------- 安倍元首相の外交は「やってる感」だけの国民向け演出! -------------------------------------------- また、安倍元首相は、ロシアのプーチン大統領とは通算27回もの日露首脳会談を行っています。 そして、「北方領土返還」と「平和条約締結」を目指し、ロシアへの経済協力という名での、日本からの官民合わせた支援額は、ゆうに3000億円を超えていたのです。 「ウラジミール」「シンゾウ」と呼び合うほどの親密な仲だったと喧伝されましたが、北方領土返還については4島一括返還要求のはずが、いつのまにか勝手に2島先行返還要求にまで譲歩していました。 結局、ロシアのプーチン大統領とは北方領土返還問題で、まるで交渉相手にさえ成らずじまいで、ロシアのウクライナ侵攻の際、安倍元首相は「ロシアには騙された感があった」などと傍観者丸出し然とした発言だったのが印象的でした。 プーチン大統領に声明を出して「ウクライナ侵略をやめろ」などと諫めるどころでもなかったのです。 プーチン大統領にはさんざん、たかられた挙句、日本の総合商社のサハリン権益まで脅かされて、これまでの27回の首脳会談の成果はゼロどころか、マイナスにさえなった――という有様でした。こうした外交についてのマイナス成果は、自公政権とどっぷり癒着のマスメディアからの批判さえ、もちろんありませんでした。 今では、自民党全体が米国の指図に従って、ロシア制裁の輪にも加わっています。とっくにロシアとの友好関係は消え失せてしまったのでした。。。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 次回は、 「成年後見人制度の利用はNG!」 ということで、この闇をえぐっていきます。 現在、認知症高齢者に対しては、行政側が半ば強制的に成年後見人を付けることさえ出来るようになっています。 そして、家庭裁判所が任命する「法定後見人」はほとんどが、司法書士や弁護士といった法律専門職です。 しかし、これがトンデモナイ事態を引き起こすことになるのですから、大変なのです。 認知症高齢者の財産が、 合法的にこうした法律専門職によって奪われていく仕組み があるからです。 次回はそのカラクリを詳しく解説いたします。 それでは、次回をお楽しみに! どうぞご期待くださいませ。

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  • 1990年のバブル崩壊から続く「失われた30年」を経て、ニッポン国の衰退ぶりは鮮明です。デフレ下でGDPは伸びず、賃金は上がらず、少子高齢化で人口は減り、貧富の格差も広がりました。 いったいどうしてこんなことになったのでしょう。政治、経済、社会、マネーや投資に瑕疵があったのは否めません。本メルマガは、そうした諸分野に潜む「闇」を炙り出しグイグイえぐっていこうとするものです。
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