第602号
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岩上安身のIWJ特報!
背後に「暴力団」が関与し凶悪化する「特殊詐欺」を「高齢者差別」が後押し!
ルフィ事件と、高齢者に「集団自決」を求めた成田悠輔氏の発言は同根の大問題!
岩上安身による
『ルポ特殊詐欺』著者・神奈川新聞報道部デスク田崎基氏インタビュー
(その9)
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(その8)のつづき
『ルポ特殊詐欺』の著者で、神奈川新聞報道部デスクの田崎基(たさき もと
い)氏への岩上安身による、2023年3月13日のインタビューの続きである。この
号の後半から、4月6日のインタビューに入る。
・田崎基氏(IWJ撮影、2023年4月6日)
https://bit.ly/3BYZE54
特殊詐欺グループへの「投資家」である金主の存在について、田崎氏は、「現
場が行なっている犯罪行為を金主は指示していないので、組織的犯罪の指揮命令
系統で、罪状を問うのは難しいのではないか」との見方を示した。
一方、民事訴訟では、山口組、住吉会、稲川会といった、3大暴力団のトップ
への「使用者責任」がこれまでに認められ、集団訴訟で億単位の損害賠償金が支
払われている。
現在、特殊詐欺の被害額が1日1億円発生していることを指摘した田崎氏は、「
これらは氷山の一角。それでもそれを積み上げていかないと、抑制効果にはなら
ない」と語った。
田崎氏は、暴力団と特殊詐欺組織との関わりについて、「暴力団対策法が強化
され、伝統的なシノギとされる手法で稼げなくなった暴力団にとって、資金源に
なりうるものは、特殊詐欺と薬物と銃器くらいしか、考えられない状態になって
いる」との見方を示した。
(記事目次)
◆特殊詐欺の現場を仕切る「番頭」は「金主」を守って絶対に口を割らない!
一方、使用者責任の追及など犯罪への投資を抑制する法整備は不十分!
◆「黒幕は反社」!? 暴対法ができて伝統的なシノギで稼げなくなった暴力団。
トクサギやドラッグが最後の資金源になっている!?
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◆特殊詐欺の現場を仕切る「番頭」は「金主」を守って絶対に口を割らない!
一方、使用者責任の追及など犯罪への投資を抑制する法整備は不十分!
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・番頭が現場「店舗」を展開し、収益は金主らに還元されるビジネス
https://bit.ly/3OGC3hi
岩上「『番頭が現場「店舗」を展開し、収益は金主らに還元されるビジネス』と
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