中国の台湾進攻を半導体で抑止

中国の台湾侵攻を半導体で抑止 　中国の習近平国家主席は、台湾の併合は歴史的な悲願だとしています。彼が政権にいる間にその悲願を実現するとの見方が多く、中には今年中に何らかの動きがあるのでは、との見方もあります。 　中国が台湾を欲しがる裏には、少なくとも2つの狙いがあります。1つは中国本土は広い大陸棚が続き、海岸線は浅瀬が続くために潜水艦基地が作れません。そこで台湾東部の水深の深い、潜水艦基地に適した港が欲しいことです。 　そしてもう1つが産業のコメ、半導体で、台湾の先端半導体メーカーTSMCは喉から手が出るほど欲しい存在です。これを中国共産党が支配することで、中国経済の大国化、強国化が進むと考えています。しかし同時にその習近平主席の悲願を打ち砕く可能性があるのも台湾の先端半導体の存在です。米国が密かに動き始めました。