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伝授!潜在意識浄化法 第1032回(23年6月1日)
~ 呼吸法その十九 ~
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こんにちは、MKCの齋藤です。
https://hypnos.jp/
●腹圧を強めるのではなく、感じる
前回、腹圧を感じるレッスンをしました。
今日は「腹圧を高めるのではなく、高まるのを感じる」のが大事、というレッスンです。
「高めるのではない。感じるのだ」
なんだかブルース・リーの有名な台詞「考えるな、感じろ」(Don't think. Feel.)を彷彿とさせますね。
弟子に技を伝えるときに発せられた言葉ですが、現代的な感覚からしたら、ともすると「ああだこうだ言わずに黙って俺の言うとおりにしていればいい」という高圧的な上司、のような解釈もされかねませんが、潜在意識を知るあなたはブルース・リーの真意がわかるでしょう。
「考える」は、理屈で理解する、つまり言語化です。だから、情報がごっそり削ぎ落されて、抜け殻のようになってしまう。
中身が減る分、軽くなるので、思い出したり伝達したりするには便利な言葉ですが、「感じ」を丸ごと伝えるのは難しい。
それに対して「感じる」は、そのまま、ありのままの情報をそっくり受け取れ、という意味なのでしょう。
「腹圧を高めるのではなく、感じる」は、ちょっとニュアンスは違いますが、共通するものはあります。
呼吸を続けているうちに、「自分なりの解釈」を加えて(これが言語化)、その方向に偏った強化をしてしまうことがあるのです。
たとえば、ここ数週間のトレーニング中、「腹圧をもっと高めよう」と試みませんでしたか?
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