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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4642号 令和5年5月31日(水)発行
発行部数 11,455 部
【「鎌倉殿の13人」での北条義時、小栗旬】
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【「鎌倉殿の13人」での北条義時、小栗旬】
わが国の歴史を振り返るといろいろな歴史があるわけですが、
どの国であっても政治史というのは素晴らしいさわやかな歴史もあれば、
どろどろとした勢力争いというのがあるものです。
昨年放送された大河ドラマの「鎌倉殿の13人」では、
主人公の北条義時を小栗旬さんが演じていましたが、
はじまったころの若き北条義時を小栗さんはさわやかに演じていましたが、
後半の鎌倉時代の混乱期における北条義時の風貌は、
同一人物とは思えないほどどす黒い存在に見えました。
政治の表面だけにかかわっているときは、
力がないものですが、さわやかな風貌でいけたりするものです。
これがおそらく鎌倉時代や戦国時代など魑魅魍魎の政治史が展開されていた時代に、
力を持てば持つほど、迫力を持つと同時に表情も変化するのでしょう。
現代の政治の世界でも、
若い政治家が時代を経るにつれ、
「表情が変わってきた」「人相が悪くなってきた」
などと言われがちですね。
表情は日々の積み重ねでつくられるものなので、
穏やかに過ごしていければ穏やかな表情を維持できるのだと思いますが、
毎日の世の中の動きに対応していると、
表情は変化していかざるを得ないのかもしれませんね。
北条義時のその変化を一年で演じている小栗旬さんの、
役者としての能力のすごさを感じたところです。
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