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康芳夫、三島由紀夫を語る「あの事件は、あれをもし“遊び”というのなら、ある意味最終的な究極の遊びなんだよ」

家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫)
  • 2023/06/05
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---------- 2023.06.05発行 NO:0112 家畜人ヤプー倶楽部(家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫) 康芳夫、三島由紀夫を語る「あの事件は、あれをもし“遊び”というのなら、 ある意味最終的な究極の遊びなんだよ」 毎月 第1月曜日(祝祭日・年末年始を除く)発行 ---------- https://yapou.club/ -- ◆家畜人ヤプー http://goo.gl/6mbXy #wikipedia 昭和四十四年 『ぜひ、あれを見つけ給え。あれこそは戦後最大の傑作だよ。 マゾヒズムの極致を描いたまったく恐ろしい小説だ。 出版する価値のある本だ』 そう三島由紀夫は小生に熱を込めて家畜人ヤプーの内容を語りつづけた。 ◆一九七◯年 三島由紀夫氏(『潮』七月号より) 戦後の日本人が書いた観念小説としては絶頂だろう・・・・・・・・・ この小説で感心するのは、前提が一つ与えられたら世界は変わるんだというこ とを証明している。普通にいわれるマゾヒズムというのは、屈辱が快楽だとい う前提が一つ与えられたら、そこから何かがすべり出す。すべり出したら、そ れが全世界を被う体系になっちゃう。そして、その理論体系に誰も抵抗できな ってしまう。もう政治も経済も文学も道徳も、みんなそれに包み込まれちゃう 。そのおそろしさをあの小説は書いているんだよ --- ◆康芳夫、三島由紀夫を語る(4) あの事件は、あれをもし“遊び”というのなら、ある意味最終的な究極の遊び なんだよ。人生を“退屈しのぎ”という風に考えると、退屈しのぎの究極なん だ。その場合、“退屈しのぎ”を“遊び”だけでやったのかどうか、そこは非 常に微妙な問題だからね。しかし、社会が相対的安定期に入ってしまったとい うのはまったくその通りで、経済的パニックがあったり、中国や北朝鮮等と一 時的トラブルがおこっても、そんなことは三島及び三島事件の「予言」すると ころとくらべれば、何程のものでもない。もう完全に、三島が予言したとおり 、日本のみならず「世界」は精神的にダメになってきている。

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  • 【全地球を睥睨(へいげい)するスフィンクス『康芳夫』メールマガジンそして『家畜人ヤプー』通信】あらため2015/07/24配信以降、家畜人ヤプー全権代理人 康芳夫による【家畜人ヤプー倶楽部(会報誌!!)】にリニューアル・・・配信内容:45年(1970年(昭和45年))前、大反響を呼んだ『家畜人ヤプー倶楽部』が、2015年夏(8月)に復活。定期開催、家畜人ヤプー倶楽部開催情報,『家畜人ヤプーに関する各種文献』,『家畜人ヤプーエンターテイメント情報』,『その他、随時特典等』。※読者は本メルマガ購読により、家畜人ヤプー倶楽部会員に。・・・家畜人ヤプー倶楽部への参加お待ち申し上げる。康芳夫
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