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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.901
≪2022年 数1A 第2問[1](2)(ii)~(3)≫ 2023/6/2
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目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧
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■ 問題
2023年共通テスト数1Aより
第2問
[1] (2)
(ii) 太郎さんは、地域Eと地域Wのデー値の散らばりの度合いを数値でとらえよう
と思い、それぞれの分散を考えることにした。地域Eにおけるかば焼きの支出金額の
分散は、地域Eのそれぞれの市におけるかば焼きの支出金額の偏差の[オ]である。
[オ]の解答群
┌―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|{0} 2乗を合計した値 |
|{1} 絶対値を合計した値 |
|{2} 2乗を合計して地域Eの市の数で割った値 |
|{3} 絶対値を合計して地域Eの市の数で割った値 |
|{4} 2乗を合計して地域Eの市の数で割った値の平方根のうち正のもの |
|{5} 絶対値を合計して地域Eの市の数で割った値の平方根のうち正のもの|
└―――――――――――――――――――――――――――――――――┘
(3) 太郎さんは(2)で考えた地域Eにおける、やきとりの支出金額についても調べる
ことにした。
ここでは地域Eにおいて、やきとりの支出金額が増加すれば、かば焼きの支出
金額も増加する傾向があるのではないかと考え、まずは図4のように、地域Eに
おける、やきとりとかば焼きの支出金額の散布図を作成した。そして、相関係数を
計算するために、表1のように平均値、分散、標準偏差および共分散を算出した。
ただし、共分散は地域Eのそれぞれの市における、やきとりの支出金額の偏差と
かば焼きの偏差との積の平均値である。
図4は省略します。
表1 地域Eにおける、やきとりとかば焼きの支出金額の平均値、分散、標準偏差
および共分散
┌――――――――――――――――┐
|平均値| 分散 |標準偏差|共分散|
┌―――――――――┼―――┼―――┼――――┼―――┤
|やきとりの支出金額| 2810 |348100| 590 | |
├―――――――――┼―――┼―――┼――――┤124000|
|かば焼きの支出金額| 2350 |324900| 570 | |
└――――――――――――――――――――――――――┘
表1を用いると、地域Eにおける、やきとりの支出金額とかば焼きの支出金額の
相関係数は[カ]である。
[カ]については適当なものを、次の{0}~{9}のうちから一つ選べ。
┌――――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|{0} -0.62 {1} -0.50 {2} -0.37 {3} -0.19|
|{4} -0.02 {5} 0.02 {6} 0.19 {7} 0.37|
|{8} 0.50 {9} 0.62 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
※分数は(分子)/(分母)、xの2乗はx^2、マーク部分の□は[ ]で表記しています。
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