2023/6/2
Vol.348
「エジプト紀行」(1)
ご無沙汰してます。長い間メルマガ、留守にしてすいません。
1月20日より、NYの自宅で寝たのは4泊のみ。LAー〉東京ー〉岡山ー〉東京ー〉岡山ー〉大阪ー〉京都ー〉横浜ー〉川越ー〉東京ー〉カイロー〉ギザー〉ルクソールー〉カサブランカー〉NYー〉ロンドンー〉NYー〉ラスベガスー〉ピッツバーグー〉NYー〉東京ー〉岡山ー〉大阪ー〉名古屋ー〉東京の、ホテル生活4カ月間。
子供の頃 “世界を股に掛けるビジネスマン” に憧れたはずなのに、今は空港で飛行機を見ると吐きそうになっちゃうようになりました。なくなった名刺の500枚は、4カ月間でお会いできたすべての人に感謝した数。
4カ月間の長期出張のちょうど真ん中あたりに、仕事でカサブランカに行くことになり、人生初のアフリカ大陸ということで、これはちょうどいい機会と判断。毎年恒例のちょっと遅めのお正月旅行を兼ねようということになりました。モロッコまで行くなら、お隣のエジプトで息子にスフィンクスを見せたい。最初は、そんな軽い気持ちでした。
世界地図で見るならモロッコの最大都市、商業の中心カサブランカから、エジプトの首都、アフリカ最大の都市カイロまで、確かにすぐ隣(に見える)。勝手に頭の中で飛行機で2〜3時間と断定していました。この勘違いが後々、悲劇になります。
日本各地で出版記念のセミナー講演会をやらせて頂き、各地で超満員。ほぼすべての会場でSOLD OUTになり、お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。非常に嬉しく、出版それ自体よりも、みなさまとお会いできて話せたことの方がひょっとして嬉しい出来事だったとさえ思います。
資料やパワーポインターを使用しない僕のセミナーのスタイルは毎回、ぶっつけ本番。その場の空気や来場頂いた皆様の顔を見つつ話し始めるので、原稿も基本作りません。このスタイルの方がお越しくださった皆さんの満足度も上がると今も確信していますが、とにかく全身全霊なので異常に疲れる。終わった後はグッタリです。それに加えて、本州を縦断する移動、移動、移動なスケジュール。
講演6個目の大阪2日目、壇上で、途中で声が出なくなりました。あれ?と思いつつ、おかげで体力、精神力ギリギリの中、いわゆるZONEに入れたのかもしれません。過去ないほどに話すことが途中から、楽しくなってきた。
でも、講演後、主催者が用意してくださったホテルにチェックインしてからは、まるで屍(笑) 身体が動かない。そこで初めて気がつきました。「あ、、、、これが老化だ」と(笑) 以前なら普通にこなしていたスケジュールがこなせなくなってる。自分では意識していなくても、当然のように身体は正直に衰えてきている。気持ちだけは若いつもりだから、以前と変わらないスケジュールを入れる。で、結果、肉体がつ
いてこない。、、、典型的な老化です。今年の秋にとうとう大台になる。みなさん何歳から感じ始めましたか?もちろん僕自身、若い頃に比べるとガクッと体力の衰えを感じたのは今回が初めてじゃない。もう何年も前から自覚はしていました。でも、ホテルにチェックインして、ベッドから起き上がれなくなるなんて!もうしっかり初老と自覚するしかない(笑)
東京2DAYSをキッチリこなしたら、倒れよう。そう決めてました。そこまではなんとか気力で持ち堪える。終わったら、倒れよう。そう決めて、実際、倒れた。にもかかわらず、急きょ、お世話になった人に頼まれて、翌日も川越の某クローズのミニセミナーで、2時間ぶっ通しでしゃべった。で、それもなんとかクリアし、都内のホテルに戻り、ベッドに倒れ込んで、「やっとNYに帰れる、、、」そう思った次の瞬間、ガバっ!と起き上がります。明日、そのままエジプトだ。。。。家族とカイロで合流することになってたことを忘れていました。しかもプライベートな旅行はエコノミークラス。遊びにまでビジネスクラスなんて、そんな身分じゃありません。ドーハ乗り継ぎのクエート航空で、17時間。、、、死んでまうわ。
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