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【痛くない死に方 2023年第22号】なぜ今さら流行?「麻疹(はしか)」は、コロナワクチンの負の遺産!

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/06/03
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2023年 第22号 【長尾和宏の痛くない死に方】 長尾和宏です。先週は地震のことからこのメルマガを始めましたが、 今週は台風一色の週末です。尼崎もすごい風雨でした。 台風が来るたびに、日本はちっちゃいんだなあと思ってしまう。 避難された方もたくさんいるに違いありません。 皆さんのお住まいの地域は大丈夫でしたか? 台風のニュースを聞き、つくづくコロナが2類からはずれてよかったと感じています。 2類の場合、コロナ陽性者は避難所へ避難することもままならなかったのですから。 保健所は、感染者への災害時の誘導の仕方をきちんと案内しないでここまで来ました。 突然の地震や、今回の台風のような突然の大雨で線状降水帯になっても行政は、 「自宅療養者および濃厚接触者は自治体に連絡を」ということですぐに避難をさせ なかった。連絡したところで迅速に対応を行えた自治体などあるわけがない。 しかも避難したらしたで三密を避けるということで、嵐のなか、窓をあけっぱなし にしていた避難所も多くあったといいます。アホか。 緊急災害時に、発熱しているからといって自治体からの連絡を待つことはありません。 身の危険を感じたら、逃げてください。とにかく自分の命は自分で守ってください。 そうそう、僕は今、自分で作詞した歌のレコーディング中です。 6月24日に神戸で行われる「卒業ライブ」に向けて、何かオリジナル曲を作りたい と、自分で詞を書いて、僕の大切な音楽パートナーであるバンマスの名倉学氏に、 素敵なメロディをつけてもらいました。 ライブに足を運んでくださる皆さんと、一緒にオリジナル曲を歌ってもらえる日が 僕の密かな夢です。そしてもう一つ、なぜ、オリジナル曲が作りたいかといえば、 「医療」「命」をテーマにした歌が、あんまりないなあと思ったからです。 僕は医者である立場から、もっと「命」を考える歌を世の中に浸透させたいと 思っています。65歳過ぎたオッサンがコテコテ「ラブソング」を歌われても皆さん、 困ってしまうだろうしね。いや、ASKAさんみたいにロマンティックな声ならば それもありだろうけど・・・とりあえず、医師の立場から「命の大切さ」を歌える 歌手になりたいなあと思っているわけです。 僕が魂の師として尊敬してやまない日野原先生は、かつてこう仰っていました。 「アートとしての医療に理解を」 なんとも深い言葉である。 「アートとしての医学を理解しなければ、広い意味での内科学を理解することは できない」とずっと言い続けていた。日野原先生曰く、医学におけるアートとは、 「科学を患者にどう適用するかというタッチの技」であり、「患者とのコミュニケ ーションが大切」であるという。 〈優れた演奏には、いわゆる楽理といわれる音楽の理論的解釈と、作曲され た楽譜、そして質のよい楽器が必要ですが、それだけでは聴く人を感動させ

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  • 長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 本邦初!100パーセント「死」のことについて語るメルマガ。2000人以上を看取った医師であり、日本尊厳死協会副理事として、日々「死」と向き合う医師と一緒に、死に方について考えませんか? 家族の死と向き合わなければならない人、大切な人が死んで、喪失感から抜け出せない人、今、どうしようもなく「死にたい」人も……あなたのこころに届くメッセージが満載です。
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