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国際戦略コラム有料版p0770.ウ軍は形成作戦を完了

国際戦略コラム有料版
******************************  国際戦略コラム NO.p0770       ??? http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???           2023.06.05       ??? ******************************           ウ軍は形成作戦を完了 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ ウ軍はストームシャドーとHIMARS、親ウ派ロシア軍団などを用いて 、形成作戦を実行している。現状と今後の検討をしよう。                         津田より 0.米国と世界の状況 ------------------------------ NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、 2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は 29,202ドルで2022年年初来安値となり、2023年5月26日は33,093ドル で、30日は50ドル安の33,042ドル、31日は134ドル安の32,908ドル、 6月1日は153ドル高の33,061ドル、2日は701ドル高の33,762ドル。 先週、株価は大幅に上昇した。週前半は米債務上限の問題で株価は 下落したが、6月1日に下院で議決され、2日は上院でも可決されて、 解決したことで、デフォルトの危険性はなくなった。 1日の5月のISM製造業総合指数は46.9と、前月の47.1から悪化し、7 ケ月連続で拡大・縮小の分岐点となる50を下回った。このため、景気 後退の可能性があると見た。 しかし、2日発表の雇用統計で、5月米国の非農業部門雇用者数は、 33.9万人増となり、予想の19.5万人増や前回の25.3万人増を上回っ た。景気後退懸念がなくなったことになる。しかし、失業率は予想 より上回っている。予想は3.5%であったが、実際は3.7%である。こ のため、利上げもできないようである。 このことで、2日は、株価が大幅な上昇でした。そして、「世界同時 株高」の様相である。1つに米債務上限通過、2つに6月の米利上げ 見送り観測、3つに5月の米雇用統計の堅調、4つに空売り勢の踏み上 げで買戻しになったことで、大幅な株高になっている。 この原因は、FRBの金融危機での資金4800億ドルという供給があり、 利上げとQEを同時に行っていることで、資産価値が上昇して、株価 が上昇している。インフレも収まらない。5月の米雇用統計での時給 は、前年同月比4.3%増の33.44ドルであり、4月より低くなったが賃 金の上昇が続いている。 一方、中国では昨年少なくとも102の都市が債務返済コストの管理で 困難に直面したようであり、財政政策を通じた景気支援が難しくな っている。景気後退局面であり、政府としても不動産市場の活性化 が必要となり、対策を打つことになった。 1.日本の状況

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