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債務上限問題解決後の展開

角野實のファンダメンタルズのススメ
  • 2023/06/04
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債務上限問題解決後の展開 おはようございます 台風一過、ものすごい晴天に恵まれています ただ、被害に遭われた方々には深くお見舞いを申し上げます 一方でコロナのない夏に向けて、みなさん、がんばって稼ぎましょうね 遊びも大事ですけど、稼ぐのはもっと大事です マーケットで稼ぐのも大事なことですが、実業で稼ぐことも大事だと個人的には考えています ともかくこれからがコロナ復興、マーケットも経済も好調だといいですね ■なぜ債務上限問題解決後に急騰するのか? 根本的に当メルマガは、債務上限問題は解決する、当然のように、というように論評をしていました。その根拠は、債務上限問題というのは政治ショーなのだから、過去も上手に解決した、という不確かな根拠ではなく、大統領と下院議長が解決する、と言っているのだから、と記しました なぜ、政治ショーや過去の例に出すのが、あまりよろしくないのか、といえば、何度も言いますが「過去にそうだったから今回もそうなる」と決めつけると、被害が甚大になるのです。思いもよろぬところから横やりが入り、思わぬ結果になった場合、被害が最悪なことになると考えています たとえば今回の大雨災害、事前に大きく警戒を強めるようにと、政府、気象庁からアナウンスされていたにも関わらず、想定よりも 大きな被害だったな、と感じます 過去においては、このように大がかりにアナウンスされると被害は想定よりも少なくなるものだというのが通例だと思います。しかし、案外、大きかった。ここに「もし」油断などが入り、準備を怠っていればもっと大きな被害になっていただろう、と背筋が寒くなる思いです  過去がそうだったから、今回もそうなる、というのは個人的には一番、やってはいけない、予測で、過去の通りの予測が外れた場合は、致命傷になる可能性があると思います 要はマーケットから撤退しなければならない事態も想定される、ということです 今回の場合は、金融不安の際、バイデン、イエレン、バーなど金融危機に直接対応したトップの3人が起こらない、と言っているのに、マーケットでは騒いで、勝手にマーケットを下げさせましたが急騰で、売り方は大損に終わったと思います 債務上限も、オバマやトランプが過去にバイデンほど自信げに「解決する」と言い切ったことはありませんでした。この言葉を信用するか、しないかの問題だと私は思います 金融危機の時も信用せず、今回の債務上限のときも信用しない人たちというのはかなりの数がいたと思います。そのトップの資質にもよりますが、最近の民主主義の深化した先進国では自信もないのに解決する、というのは信用問題にかかわることだと思います  たとえばFRBのパウエルはインフレは長期間との闘いだ、と言っているのにも関わらず、マーケットは年内利下げを見込んでいます この人達は人の話を聞いているのだろうか、と思いますし、岸田さんが解散をしない、と言っているのにも関わらず解散すると騒ぐ人たちがかなりの数、いるわけです。これでインフレが年内に終了し、解散したら、誰がパウエルや岸田さんのことを聞くのでしょうか? それだけの問題です

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