No.574 (2023年06月04日発行)
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鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編
日経平均が3万1000円を超えて上昇しているが、鈴木傾城はどう考えるのか答える
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日経平均が3万1000円を超えて上昇しているのを、私は大きな関心と共に見ている。新しい時代が来ているのか、それとも一過性のものなのか、多くのアナリストが分析しているのだが、果たしてどうなのだろうか。
日経平均が上がったのはいくつもの要因が指摘されているのだが、主に日経平均を押し上げている資金は外国である。東京証券取引所によると、外国人投資家による日本株の買い越し額が1兆円を超えて、怒涛のように流入しているというのだ。
しかも、買い越しは3週間連続なのである。日経平均を引き上げているのは日本人ではなく外国人なのだ。では、なぜアメリカ人は日本の株式を買っているのか。
理由は3つあるのだが、きっかけ(カタリスト)となったのは、間違いなくウォーレン・バフェットの動きだ。
バフェットが率いる企業バークシャー・ハサウェイは、2020年に日本の商社5社(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)を数千億を投じて「純投資」としてそれらの銘柄を保有するようになった。
「良い企業が馬鹿げているほど安かった」というのが投資の理由だったが、バフェットの投資は凄まじく成功した。以後もバフェットは2023年になってから日本を訪れて次々と商社の社長たちと面談し、改めて投資を継続することを約束している。
さらにバフェットは他にも投資できる日本企業がないか「検討している」と述べており、これによって海外投資家の目がいっせいに日本株に向いたのだった。この「バフェット効果」がなければ、日本株は安値のまま放置されて続け、商社5社の株価も2倍〜3倍になることは難しかっただろう。
バフェットという触媒(きっかけ)があったからこそ、商社5社だけでなく日本株そのものにも世界の目が向いたのだ。恐るべきバフェット効果である。
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