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「親族大忘年会は私的スペースだから適切だ」という岸田説明は完全にデタラメである。公邸では断じて私邸ではない。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
「親族大忘年会は私的スペースだから適切だ」という岸田説明は完全にデタラメである。公邸はあくまでも(家賃ゼロの)「公」邸であり「私」邸ではない。 岸田総理の息子・岸田翔太郎総理秘書官を含めた岸田一族が、公邸で「大忘年会」を開催し、その際に組閣写真を撮影する階段での「組閣ごっこ」写真や、総理会見等を行う壇上での「記者会見ごっこ」写真が流出し、翔太郎氏は秘書官を辞任しました。 理由は、岸田総理曰く「公邸にて不適切な行為」があったからというもの。 その後、今度は、その岸田総理自身が、その「大忘年会」にて、親族とみられる計18人の忘年会参加者達と、「寝間着」姿で「裸足」の岸田首相と裕子夫人が座り、共に写っている写真が報道されました。 秘書官が辞任した不適切な大忘年会に同席していたことが明らかになったわけで、岸田総理の行為も不適切なのではないかと指摘されたわけですが、それについて岸田氏は、次のような理屈でもって、何ら問題無い、と説明しました。 「親族と食事をともにした。私的なスペースで親族と同席したもので、不適切な行為はない」 世論ではこの説明を一定受け入れているようですが、この説明は全く不当であり、デタラメなものです。

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