現時点では利上げはない、と考えています
おはようございます
先日、テレビをみていたら長嶋一茂さんが「今後は円安になると思う」とおっしゃっていました。その番組はバラエティー番組でホラン千秋さんは「NISAをやっている」、出川哲郎さんは「やっていない」、そしてカメラマンさんまでが「NISAをやっている」と面白コメントを引き出したわけです
■長嶋一茂さんのコメント
長嶋一茂さんは、若い人は「もう」ご存知のように元プロ野球選手です 坂東さんと同じようなポジションに現在、いるわけです。役にも立たない知識を披露すれば、一茂さんはプロ野球では結果を出しませんでしたが、立教大学、六大学のスター選手、ヤクルトでドラフト1位の鳴り物入りでの入団です 彼が六大学でのスター選手にも関わらず、プロで活躍できなかった理由は「ボールが怖かったから」です 大きく曲がるボールが目元にくると目をつぶってしまうという悪癖があり、当時の野村監督にプロ失格の烙印を押され、パパ長嶋ジャイアンツにトレードに出された訳です そこで引退した、というわけです つまり野球の実力はバッティングを除けばプロレベルであり決して能力に劣っていたわけではない、と私は思っています それが笑いになるので自身で道化師になっているだけなのだろうな、と思います 彼が今でも野村さんのことをよく言わない理由というのはそこにあると思います
そんな話はどうでもいいのですが、一茂さんの円安発言には注目です
彼の影響力は、毎日、テレビで彼を見ない方が少ないくらい、ということを勘案すれば、影響力は甚大と考えます
この場合、彼の言っていることが、本当にそうなるのか、そうならないのか、ということがポイントです
■一茂さんの意見のポイント
おそらく、彼が円安になると思う、と言ったのは、アメリカは今後、利上げを行い、日本は利上げをする予定がない、すなわち、一般的に言われる「金利差」の問題で円安になっていく、という視点だと思います
この代表例は去年の3月から10月にかけての110円から150円の相場になります。当時は日本は緩和して利上げなし、アメリカは緩和して過去最大の利上げ幅ですので円安が示現しました。
おそらくこの成功体験が、今回も似たような状況になるだろう、という読みなのだと思います
まず、最初に、いつも言っているように「過去にそうなったから、今回もそうなる」というのは、最悪な予測方針であり、過去にそうなったら今回もそうなる、というのは結果が出れば、本当に良い結果になりますが、悪い方向に行くと、無茶苦茶になる、ということです。ですから、私はこの過去がそうだったから、今回も・・・という予測は絶対に採用をしないようにしています
何が言いたいか、といえば、一茂さんの予測は当たっても、外れても、大きな円安、円高になる可能性が高い、ということです
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)