メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:「ラストリゾート」としての日本株式市場と、ソフトランディングの可能性が高まったアメリカ経済(その2)

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/06/06
    • シェアする
「バーナンキ&ブランシャールのコロナ後のインフレに関する共 同研究」によれば、パウエルFRBはインフレ退治のための金融 引き締めで「(政策金利の引き上げを)やり過ぎてしまった」可 能性が指摘できます。 そして、この共同研究のお陰で、パウエル議長は「自らの過ち (利上げのやり過ぎ)」に気がついた可能性があります。 やり過ぎてしまったのですから、遅かれ早かれFRBは軌道修正 (利下げへと政策転換)してくる可能性は高く、アメリカ経済の ソフトランディングの可能性はぐーんと高まりました。 日本時間で昨夜6月5日に発表になった「アメリカの5月のISM 非製造業指数」ではアメリカ経済の想定外の「急速な停滞」が示 されました。 やはり、パウエルFRBは「やり過ぎてしまった」ようです。 が、アメリカ経済のソフトランディングの可能性も高まったの で、この日のアメリカ株式市場は大きく崩れませんでした。 年後半から秋に向けて、アメリカ経済はスローダウン(減速)し てゆくことでしょう。 今後は夏の終わりまで、アメリカ国内の長期金利は低下してゆく かもしれません。 長期金利が低下してゆくならば、アメリカ国内の「ハイテク8社 が牽引するAI祭り」は夏の終わりまでは続くかもしれません。 「AI祭り」のお陰で、夏の終わりまではS&P500もなんとか 横ばいを維持できるかもしれません。 では、いつパウエルFRBは自らの過ちを認めて軌道修正(利下 げへと政策転換)するのか??? 秋口には、失業率が急速に悪化し始めて、アメリカ株式市場は調 整することでしょう。その時、バイデン政権からFRBに利下げ への圧力が加わることでしょう。パウエルFRBは自らの過ちを 認めないまま「利下げへと政策大転換」へ。 FRBのこの「金融緩和策への政策大転換」「長期金利の急上昇」 を早々と予想して、夏の終わりには「AI祭り」は終焉。 秋口には、新興国株式ブームにもっともっと本格化し始めること でしょう。 さて、日本株式市場。 「ラストリゾート」として海外の投資家から見直されている日本 株式市場。 年初からの上昇率は20%を超えました! 夏の終わりまでに日経平均もPER16倍の3万5,000円にト ライするかも知れません。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)