久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.135 2023/06/06発行
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第135号中編 美しい人びとって、どんな人
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2. 大人のミュージアム&庭園
松岡美術館で出逢った「美しい人びと」
ぐるっとパスで巡る首都圏の美術館の中でも、特に私が愛する隠れ家美術館。それが港区白金の高級住宅地にある松岡美術館です。そこは、古代エジプトの彫刻からシルクロードをわたってきた仏像まで、日本画から洋画まで、古今東西の名品が展示される不思議な時空なのです。
松岡美術館で、先日まで開催されていたのが「美しい人びと。松園からローランサンまで」という魅力的な展覧会。
そこで出会った古今東西の美しい人びとをご紹介いたしましょう。
まずは、この少女。
少女像。チャールズ・シレム・リッダーデイル
最初は、普通の美少女に見えたのですが、見れば見るほど、なにやら不穏な気持ちになってきます。
この少女は、いったい何歳なんだろう?
最初は幼く見えたけれど、いったい何を考えているかわからない。
こちらの気持ちを見透かされているようだ。
何か良からぬことを考えて騙されそう。いや騙されてもいい?!
続いては、もう少し成長し、とはいえ成人になるかどうかの若き美少女。
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