Ｖｏｌ．３９７■２０２３年６月６日発行

１．今週のＫさんぽ ２．幻の秘本アルバム ハウスマンの「地獄楽」４ https://photozou.jp/photo/photo_only/317786/271116149?size=1024#content ３．あなたもイラストで生活できるかもしれないお話 政府のＡＩ擁護に変化？ 　さて、また今週も、ＡＩ生成のマンガやイラストについてのお話です。 　以前、政府はＡＩを成長戦略に位置づけたので、ＡＩで生成されたも のについての著作権問題にはあまり触れませんでした。 　しかし、何度も書いてきた通り、これは絵師さんたちにとっては、大 変な脅威です。その流れに対応したのか、この５月に文化庁は、発表を しました。 ４．今だから話せるファンロード３０年史 お金の話をちょっと… その６ 　みんなを集めて会社を作らせた時に、一番の問題は、その維持費でし た。 　ビルのワンフロアまるまるの部屋は、仕事場としてはありがたいもの でした。しかしその分、家賃だって上がります。 　また、リースで入れたコピー機や、デザイナーさん用のトレスマシン （当時で１００万円もしました）とかは、そのまま購入するには余裕が ないし、棚卸し資産として税金もかかるので、毎月いくらの５年リース とかにしました。 　終了するまでのリース全体の金額は買うより高いのですが、税金対策 になりますし、リース終了時に安く買い取ることもできます。もっとも、 コピー機はどんどん新製品が出てくるので、売り込み営業の言葉にのっ て買い換えたりしていました。これでは、いつまで経ってもリースは終 わりませんね。 ５．業界千夜一夜 元祖アニメショップ千夜一夜 その１８ 　当時のラポートは、デパートでのアニメ商品フェアと、それらの通信 販売がビジネスの中心でしたから、出版業への進出は、まるで別の業界 への進出でした。 　その少し後、吉祥寺のアニメショップが、当時アイドル人気だった声 優の富永みーなの写真集を出版したことがありましたが、これはほとん ど直販だったはずです。 　本来いきなり本を出そうとする時は、普通なら、出版業界で経験のあ る人物をスカウトするところです。 ６．餓鬼の門　第弐門 第１４５話　夢の蟹の国へ 　それはまだ、世界がもう少し平和なころであった。 　Ｋは、ある男とある話にこうじていた。 「なんと、空港でも大きな蟹が売られているそうだぞ」 「ぶひい！」 　歓喜の声を上げているのは、ここでは仮にＳ木としておこう。 「か、蟹も免税なんですかね」 「そりゃあ、国際空港なんだから、街中よりは安いであろうよ。おそら く、３杯までは非課税とかな」 「街中の市場でも、蟹はありますよね」 「おうよ。ぬしの好きな、女子大生が売っているかもしれぬぞ」 「ぶ、ぶひい！」 ７．投稿アーカイブ ときめもＧＳ３琉夏＝紀久 https://photozou.jp/photo/photo_only/317786/271116142?size=1024#content ８．今週のＫ談 ハイブリットなＮＦＴ登場 　この６月２０日に早川書房が、新レーベルの「ハヤカワ新書」を創刊 します。 　もっとも、５０年ほど前には、「ハヤカワ・ライブラリー」という、 新書っぽいシリーズは出していたんですけどね。 　ここで注目されているのが、通常版の発売と同日に、ＮＦＴ電子書籍 付きのものまで発売するということです。もちろんこれは、世界初の試 みでしょう。 ９．「小吉のやってみた　理想のネットテレビ探検隊」 第１５回・携帯三大キャリアの動画配信サービス「ａｕ」編 その５、動画選択の際は「右クリック」が基本です