芸人・上岡龍太郎が、肺癌と間質性肺炎による肺不全のため他界されました。享年81歳。5月19日には亡くなっていたそうですが、その訃報は6月2日に報じられました。
この訃報を初めて耳にしたとき、まるで遠い親戚のおじさんが亡くなったような驚きと悲しみを感じました。おそらく、当方と同じ、関西の50前後の者は皆、同じような気持ちになったのではないかと思います。
(いつもこれまでこう呼んできましたから、敬称略でこのように表現いたしますが)上岡龍太郎は、僕らが子供の頃から、テレビをつければ必ずでていた芸人でした。
素人の若い男どもが“かぐや姫”を獲得するために戦う「ラブアタック!」(1975~1984、毎週日曜)、素人の新婚夫婦五組を、誰が誰とペアかを分からないように出演させ、様々な質問を通して誰が誰とペアかを回答者のタレント達に言い当てさせる「花の新婚!カンピューター作戦」(1978~1991、毎週日曜日)、横山ノックと共にゲストとトークをする「ノックは無用!」(1975~1997年、毎週土曜日)等の上岡龍太郎が司会する番組は、
週末になれば朝から晩までテレビを見ていた小学校、中学校の頃にはいつも見ていましたから、上岡龍太郎は極めて身近な存在だったわけです。
その内、大学生になってくると、「探偵!ナイトスクープ」(1988~)や「鶴瓶上岡パペポTV」(1987~1998)等、当時の関西の大学生達が皆見る人気番組で毎週、上岡龍太郎を見るようになっていきます。
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