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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4648号 令和5年6月6日(火)発行
発行部数 11,454 部
【再録】人に安らぎを与えられる人
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【再録】人に安らぎを与えられる人
『呻吟語』は、中国の古典籍の一つとされています。
著者は明代の哲学者・呂坤。
呂坤が30年に及ぶ長年に亘って
良心の呻きから得た所の修己知人の箴言を書き記し、
収録した自己啓発の書。
本書の中に、このような一節があるとのことです。
「安重深沈なるは、是れ第一の美質なり。
天下の大難を定むる者は此人なり。
天下の大事を弁ずる者は、此人なり。
剛明果断なるは之に次ぐ」
人に安らぎを与えられる人が、
最も素晴らしい人であるということ。
そして、
「深沈厚重なるは、是れ第一等の資質。
磊落豪勇なるは、是れ第二等の資質。
聡明才弁なるは、是れ第三等の資質」
とし、この人がいればその人は黙っていても、
世の中丸く治まる、と指摘しています。
とはいえ、
やさしい、思いやりのある言葉を使う人こそ、
人に安らぎを与えるのではないかと思うところです。
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