中長期のマーケット見通しの組み立て方
おはようございます
このメルマガを書いているのは前日の夕方なのですが、このタイトルと同じメールが口座を持っているFX会社から来た(笑) しかも、書く前にメールに気づく(笑) 読もうかな、とは思いましたが、敢えて読まないことに たぶん、普段であれば容赦なく削除しているのだろうけど・・・
■中長期の見通しの建て方
為替相場でも株式市場でも、大事なのはお金の流れになります 特に為替市場で大事なのはその国の収支、つまり経常収支、ということです 株式市場の場合は、リスクマネーと安全資産の間を行ったり来たりマネーはしていますので、その往来をウォッチすることが大事だよ、ということを過去にお話ししています
たとえばアメリカの経常収支はどうなっているのか、といえば、こうなっています
https://d3fy651gv2fhd3.cloudfront.net/charts/united-states-current-account.png?s=uscabal&v=202304061134V20230410&d1=19230702&type=column
1980年代中央、つまりレーガン政権からずっとアメリカの収支はマイナス、この意味は国内に入っていくお金よりも、出ていくお金の方が多い、ということです これは会社でいえば赤字会社、という意味になります 赤字を垂れ流し続ければやがて「倒産」アメリカ式でいえばチャプター11適用ということになります
アメリカを会社と見立てればとっくにアメリカは倒産していてもおかしくはないのですが、倒産しません。だから、債務上限法案で毎度、おなじみのチリ紙交換(昭和用語でスイマセン(@ ̄□ ̄@;)!!)のように揉める訳です
基本的に、会社が赤字を垂れ流していれば方法は
1. 売り上げを上げる
2. リストラ、債務整理を行う
という二択になるわけです
アメリカという国家の場合は、売り上げを上げるために借金をどんどんして、税収を増やそうとしているのです 国家の場合、売り上げというのは該当するのはGDPになります
GDPの構成要件は
1. 消費
2. 投資
3. 政府支出
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