【渡辺勝幸4650号】起業で失敗する人は依存型

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン 　第4650号　令和5年6月8日（木）発行 　　発行部数　11,454 部 【起業で失敗する人は依存型】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【起業で失敗する人は依存型】 わたしは東北大学での講義をはじめ、 起業支援活動にも取り組んでいますが、 いわゆる「脱サラ」して起業家になる人のなかで、 成功する人と失敗する人の違いというものがあります。 これは顕著に表れるのですが、 失敗する人は「依存型」から抜けきれない、 というパターンが大きくあります。 どういうことかというと、 「指示待ち」状態である、あるいは、 「誰かのせいにする」、 という性格であった場合、これを直せない場合には、 起業は失敗するということが多い、 というよりもこのパターンで成功する起業家はいないといってもいいくらいです。 特に「誰かのせいにする」人は、 なかなか起業しても成功できません。 誰かが助けてくれるだろう、 文句を言えば誰かがやってくれるだろう、 外から見ると社長さんや起業家はそう見えるかもしれませんが、 ほとんどの場合、「自分で何とか解決しようと精いっぱいの努力をする」のが起業家です。 誰かのせいにしても始まらないのですが、 不景気は政府のせい、自分の売り上げが上がらないのも世の中のせい、 仕事がうまくいかないのは従業員のせい、 そのような考えを捨て去るところから始まっていくのだと思います。 起業家を目指す方にはぜひ、 この精神から勉強をしてほしいと思います。