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国際戦略コラム NO.p0771 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2023.06.12 ???
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ウ軍の本格攻勢が始まった
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ウ軍はバフムト、ドネツク西部、ザポリージャ州で、本格的な攻勢
に出た。現状と今後の検討をしよう。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、2022年10月10日は
29,202ドルで2022年年初来安値となり、2023年6月2日は33,762ドル
で、5日は199ドル安の33,562ドル、6日は10ドル高の33,573ドル、7
日は91ドル高の33,665ドル、8日は168ドル高の33,833ドル、9日は43
ドル高の33,876ドル。
先週、株価は上昇した。しかし、13日発表のCPIや13-14日のFOMCに
よる政策金利の発表を控え、様子見のムードであり株価変動は少な
い。それでも、ハイテク株への買いが引き続き相場の支えとなった。
F&Gインデックスは78と強欲であり、買いの気分は強い。
6月のFOMCでは、据え置きをなる公算が強いが、オーストラリアとカ
ナダ中銀は、0.25%の利上げを発表したことで、まだインフレが世界
的に収まっていない。
そして、当分、利上げフェーズであり利下げにはならない。大きな
景気後退もまだ先であり、当分は株高が続くが、景気後退になった
ら利下げになり、株が下落するが、まだ先であろう。
トルコリラは、最安値を更新した。今までは対ドル防衛で、介入し
てきたが、外貨準備高がマイナスになり、これ以上の介入ができな
くなり、世界の動向を無視した利下げができなくなり、今後は利上
げに向かうと思われる。
このため、世界で金融緩和姿勢なのは、日本だけになる。
もう1つ気になることが出ている。サウジのムハンマド・サルマーン
皇太子は、米国が備蓄石油の放出や石油の増産などの石油減産に報
復すれば、サウジは数十年来の米国との関係を根本的に変え、米国
に多大な経済的コストを貸すと脅したという。
オイルダラーの終焉が近いことになる。ドル基軸通貨の終焉となり
、米国債の買い主体がなくなり、不人気化して金利の急上昇もあり
得ることになる。そろそろ、債務上限を決めて、米国債発行を止め
るしかない。予算の縮小か増税するしかない。
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