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第272回 6月10日に下落した、太陽光発電におけるAIとブロックチェーン その2

ヤスの第四次産業革命とブロックチェーン
…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第272回 6月10日に下落した、太陽光発電におけるAIとブロックチェーン その2 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回は前々回の記事のその2である。太陽光発電においてAIとブロックチェーンを活用したプロジェクトを複数紹介する。その前に、6月10日にビットコインが大幅に下げた理由や先週から今週にあった動き、さらに「ChatGTP4」によるビットコインの今後の相場予想を掲載する。 ▼6月10日に大幅に下げたビットコイン それでは今回最初のテーマを書く。6月10日のビットコインの大きな下落の理由と背景についてである。 6月10日、366万円台であったビットコインは357万円台に下落した。6月12日現在では360万円台まで値を戻している。 ●ビットコイン下落の理由 この下落の理由ははっきりしている。主に米国証券取引委員会(SEC)が世界最大の暗号資産取引所である「Binance」、ならびに「Coinbase」を証券法違反で訴えたことだ。「Binance.US」の資産凍結を求め、また「Coinbase」には、「プルーフ・オブ・ステーク(POS)」の仕組みを利用したコインのサービスに対する規制を求めた。 この訴訟は市場に大きなショックを与え、ビットコインの価格は5.5%下落し、357万円台まで落ち込んだ。これは3月以来の大きな落ち込みだった。特に「Binance」は取引量で世界最大の暗号資産取引所であるので、このような大手プレイヤーに対する規制行動は市場の不確実性を高め、短期的な市場のボラティリティ(価格変動)を引き起こしたのだ。 市場は、規制当局が暗号通貨業界に対して強硬な姿勢をとることについての懸念を抱いていた。特に、「Binance」と「Coinbase」は業界で非常に影響力のあるプレーヤーであるため、このニュースは市場に深刻な影響を与えた。このような規制行動は一時的に市場を不安定にする可能性があるので、それにより市場参加者はリスクを再評価し、今後はより健全で持続可能な投資戦略を採用するようになるのではないかとも見られている。 しかし、このようなボラティリティはしばしば一時的であり、市場がニュースを吸収すると価格は回復する可能性が大きいとも言われている。長期的には、このような事件はエコシステム全体にとって健全な発展となる可能性があるからだ。 ●規制されたコインからビットコインに投資が流れる 特に今回、「Coinbase」が摘発された理由はステーキングサービスの提供である。これは、マイニングの「プルーフ・オブ・ステーク(POS)」の仕組みを利用して顧客が利益を得るための仕組みである。「POS」を使うをコインには以下のものがある。

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  • 昨年から今年にかけて仮想通貨の高騰に私たちは熱狂しました。しかしいま、各国の規制の強化が背景となり、仮想通貨の相場は下落しています。仮想通貨の将来性に否定的な意見が多くなっています。しかしいま、ブロックチェーンのテクノロジーを基礎にした第四次産業革命が起こりつつあります。こうした支店から仮想通貨を見ると、これから有望なコインが見えてきます。毎月、ブロックチェーンが適用される分野を毎回紹介します。
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