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クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)第346号ジェラートの発明家ベルナルド・ブォンタレンティ

クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所) Cucina Italiana クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所) 第346号 「ジェラートの発明家 ベルナルド・ブォンタレンティ」 はじめに 奥中央のクリーム色のジェラートがブォンタレンティのジェラート  フードコーディネータの中島洋子さんが、フィレンツェで16世紀に活躍したジェラートの発明家とされるベルナルド・ブォンタレンティとフィレンツェ市内で美味しいブォンタレンティのジェラートを食べることができるお店を1軒ご紹介します。  イタリアを旅行中にジェラート屋に入ってみれば、ショーケースの中に色とりどりの様々な味のジェラートがずらりと並んでいて、しばしの間どれにしようかと迷うことでしょう。緑色のジェラートは抹茶のジェラートにそっくりな色をしていますが、大概はピスタチオのジェラートです。こってりとした濃厚なチョコレートのジェラートも、爽やかな風味のフルーツベースのジェラートも美味しいので、イタリアを旅する機会があればぜひジェラート屋に立ち寄ってみてください。  お店に入ったら、まずはカップかコーンか決めてからどのジェラートにするか選びます。お店によって若干違いはありますが、たいてい極小サイズから特大サイズまであり、サイズが大きくなるにつれて値段も上がっていきます。どうせなら同じ値段を払って1種類だけでなく、2種類または3種類の異なるジェラートを味見してみたくはありませんか。  それでは、イタリアでジェラート屋に入った時のとっておきの買い方を伝授いたします。イタリアのジェラート屋では、英語の「and」またはイタリア語で会話してみたい方は「e (エと発音)」を活用して注文してみてください。まず、ショーウインドーを見渡して食べてみたいジェラートを心の中で2種類くらい選んでおきます。自分の番が来たら、何ユーロのカップかまたはコーンかを店員に告げ、例えば「チョコレート アンド ストロベリー」というように間をおかずに注文します。すると、半々ずづ違う種類のジェラートを盛り付けて差し出してくれます。ジェラート屋は店の回転が速いので、「チョコレート」と1種類目を店員に言ってから間が空きすぎたり、「アンド」が間に合わないと、チョコレートのジェラートだけを山盛りにしてあっという間に差し出されてしまいます。何種類か食べてみたいジェラートがある時は、1種類目を言った後にすかさず「アンド」または「エ」と付け加えておくのが秘訣です。

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  • クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)
  • 日本に伝えられて普及しているイタリア料理や食材はまだ氷山の一角に過ぎません。 クチーナ・イタリアーナ(イタリアの台所)のメルマガは、そんな奥深いイタリア料理や日本ではあまり知られていないイタリア食材、日本で手に入るイタリア食材などについてご紹介し、読者の方々と一緒に味わっていただこうと思っています。 フードコーディネータ・中島洋子さんやフィレンツェの料理研究家アントネッラ・ラノッキアさんを初めとして現地イタリアのプロや“食”に詳しい方々のご協力で実現した本格的なイタリアの“食”に関するメールマガジンです。 月に4回配信、レシピPDFやイタリア土産のプレゼントも計画中です。
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